くらし情報『「プロポーズのとき、ペアは決まっていなかった」奇跡のW双子夫婦が初告白』

「プロポーズのとき、ペアは決まっていなかった」奇跡のW双子夫婦が初告白

と忠義さんの妻・美智子さんも一卵性の双子なのだ。

ここは双子の兄弟と姉妹同士で結婚して以来、今年で50年、夫婦2組が同居生活を送りながら営む工場兼自宅なのだ。

’72年2月お見合いをしたとき、兄弟は姉妹に一目惚れ。姉妹も「この人たちなら」と気に入っていたものの、実はこのとき、ペアはまだ決まっていなかった。そこで、美智子さんが「組み合わせはどうなるんでしょう?」と切り出すと、忠義さんはこう答えた。

「上は上、下は下がややこしくなくていいのでは」ときっぱり。

一拍置いて、姉妹はうなずいた。

「よろしくお願いします!」

約2カ月後の4月18日、2組の夫婦は一緒に結婚式を挙げた。


実は彼らは財布も兄弟・姉妹で1つずつ。お風呂も兄弟・姉妹の組み合わせで入る。さらに携帯は4人で1台。家計簿も1冊で、買い物をしてきた人がそのつど記入するというシンプルルールだそう。

「各自のお小遣いやへそくりはなし。主人たちはお酒やたばこといった嗜好品はやらないし、私も喜久ちゃんもそれで不便はないしね」

4人にとっての趣味といえば姉の住む岐阜県垂井町に所有する120坪ほどの土地で営む自家農園だ。姉妹は朝4時に起床し、車を飛ばして畑に向かう日もある。

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