2023年2月26日 06:00
BTS、Snow Manなどを手掛ける作詞作曲家で二児の母「キャンピングカーで子育て」する岡嶋かな多さん
「最初は出産ハイといいますか、育児と仕事をどちらも100パーセントで両方合わせて200パーセントでやろう、できると奮闘していました」
しかし、そうした生活が3カ月ほど続いたある夜、子供の寝かしつけの合間に歌詞を書いている自分にハタと気づく。
「私、何やってるんだろう、って。それからですね、母親になったことで人に甘えることも初めて覚えて、受けられない仕事もあると納得もできて。そんなことのすべてが勉強になるんだと知るんです」
保育園の送り迎えも、なるべく母親の自分がと意気込んでいたが、
「今は、ほとんど夫に任せきり(笑)。代わりに日曜は、家族の日に決めて、絶対に仕事は入れないし、携帯も見ません」
夫の澤田さんは、長男の誕生をきっかけに、PR会社役員の職を辞してフリーランスに。
「僕自身、妻の妊娠中から、子育てが女性だけのものとは思っていなくて。料理もまったくしませんでしたが、離乳食などもかな多に教わって作るようになりました。そもそも、今の世の中から必要とされている彼女の活躍を、特等席で見たいと思ってプロポーズしていたわけですから」
’21年4月には、澤田さんの発案で、キャンピングカーによる“移動型子育て”がスタート。