くらし情報『「持ち家へのこだわり」「中古品への忌避」「小銭貯金」昭和のお金の価値観が身を滅ぼす』

2023年6月12日 15:50

「持ち家へのこだわり」「中古品への忌避」「小銭貯金」昭和のお金の価値観が身を滅ぼす

今も夫名義の口座の管理を妻が行うことは容認されているが、年々本人確認が厳格になっている。自分の稼いだお金も夫名義の口座に集約してしまうと、自分の口座にお金を戻そうとしても、贈与税が発生する可能性がある。さらに、離婚時にもめるリスクも。それぞれが稼いだ資産は、それぞれの名義にするのが令和時代の正解だ。

【コツコツと小銭貯金をやっている】

大きな貯金箱につり銭などを貯め、いっぱいになったら郵便局で貯金口座に入金する。家計を助ける貯蓄術として昭和のほとんどの家庭で実践された。だが今は、小銭の預け入れに手数料がかかる。たとえばゆうちょ銀行の場合、窓口で51枚以上の硬貨を預けると550円の手数料が。
硬貨の数が増えるほど手数料も増える。せっかく貯めても目減りする小銭貯金はおすすめできない。

【国公立大学だからお金はかからないと考える】

「うちの子を国立大学に入れさえすれば、学費はかからない」と言えたのは昭和まで。デフレで給料が増えないなか、教育費の高騰は続いている。国立大学の年間授業料は1975年度の3万6000円から、2023年度は53万5800円と約15倍に。東大生の42.5%が、年収1千万円超の親を持つというデータもある。

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