くらし情報『「持ち家へのこだわり」「中古品への忌避」「小銭貯金」昭和のお金の価値観が身を滅ぼす』

2023年6月12日 15:50

「持ち家へのこだわり」「中古品への忌避」「小銭貯金」昭和のお金の価値観が身を滅ぼす

私立大学は文科系学部で年100万円ほど。国公立だろうが私立だろうが、大学にはお金がかかる。

【給料は年次に従い、右肩上がりに増えていくはず】

昭和の会社は終身雇用制で、給料は年次に応じて増えていくものだった。だが、バブルの崩壊、リーマンショックなどを経て、日本経済は“失われた30年”といわれるほど低迷し、給料が上がらないように。2023年の春闘は30年ぶりの水準の賃上げに沸いたが、物価の高騰は賃金の上昇を上回っており、実質賃金の低下は続く。成果型の賃金体系も増え、年功序列の給与制度は崩壊しつつある。

【「いずれはマイホーム」持ち家にこだわっている】

昭和のころは地価高騰で、全国で購入価格より高く売れた物件も多かった。しかし、今は二極化が進み都心の地価は高騰する一方、地方の地価は低迷している。
今は住宅ローン金利が低いことから、高額のローンを組んで虚栄心を満たす大きな住宅の購入も可能だが、今後の経済状況次第で金利の引き上げも否定できない。立派な住宅に暮らす、住宅ローン破綻予備軍はたくさんいるのだ。

【中古品を買うなんて恥ずかしいと考えている】

昭和のころは、他人が一度でも使った中古品は新品より劣るという認識が一般的で、「新品を買い、使い倒して、最後は捨てる」

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