元バチェロレッテが明かした「泣かせない育児」に賛否…専門家が語る“やってはいけない”先回りとは?
福田さんは慌てて泣き止ませているようには見えません。
むしろ、赤ちゃんのルーティンがちょっとわかってきたら、“そろそろかな?”と準備してあげるというもの。赤ちゃんも子どももですが、ルーティンが安心するので好きです。大人が自分の都合でコントロールしてルーティンを作るということではなく、子どもが、どのように生活しているかをよく見て、知って、できることは合わせていくということです。福田さんのような手書きの生活表も面倒でやらない人もいっぱいいると思いますが、特に苦労なくできるのなら、子どもを知るという意味ではいいのかなと思いました」
では、逆にやってはいけない先回りとはどういったものだろうか。
「もうちょっと大きくなってからですが、お母さんたちは子供が困らないように先にしてあげるとか、失敗させないように親の価値観で失敗しない方法に導こうとすることがあります。赤ちゃんでも子どもでも、本人の気持ちが色々あります。お母さんが思う正しい方法や安全な方法を取らせようと、度の過ぎた先回りや過干渉しすぎるのは心配です。
失敗を回避させるのではなく、“失敗しても大丈夫。戻っておいで”という関係性を作ることが後々大事になります。