くらし情報『“世界の胃袋”パリからレバノン料理をお届け!』

“世界の胃袋”パリからレバノン料理をお届け!

 

昔、フランスはベトナムの宗主国でしたから、ベトナム料理店もかなりあります。行きつけのフォー専門店のおやじは私が顔を出すと店では出してない魚を発酵させた、超酸っぱい酒のアテのようなものをこっそり出してくれます。これがうまいんです。日本の珍味みたいな感じですかね。

中華街が2つあるので中国料理もかなり浸透しています。行きつけの店は誰一人フランス語をまともに話せません。顔なじみなので、話が通じなくても頷くだけでいろいろと出してくれます。ここの麻婆豆腐は八角が超利いており、猛烈にスパイシー。
たまりません。

スペイン料理のおやじはいつも私が行くと、熟成された生ハムをちょこっと出してきます。これが口の中で溶けるんです。どんぐりだけを食べて育った豚です。とにかく、まさにパリは世界の胃袋。それだけ移民が多いということでしょうな。

じゃあ、今日はなすを使ったレバノン料理をご紹介しましょう。なすと言えば、麻婆なすとか、なす田楽とか、なすのおしんこなんかを想像しますが、違います。
あのやぼったいなすが超おしゃれな一品に大変身しますよ。料理といってもディップのようなおつまみ、なすのキャビアと申します。

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