「休日に90分」でボケない頭に!上手に昼寝するための5カ条
(坪田医師・以下同)
家や学校でつい居眠りしてしまい怒られる、話題の映画『ひるね姫』の主人公・森川ココネに限らず、昼間の眠気に悩まされる女性は多い。
「そもそも体内時計のリズムでは深夜2〜4時と、午後2〜4時とに眠気のピークがやってきます。午後になると眠くなるのは当たり前なのです。さらに女性の場合は、生理周期によって睡眠の質が下がり、昼間でも眠くて仕方なくなることがあります。50代の女性は、睡眠に対して不満をもちやすくなるともいわれています。閉経によるホルモンバランスの変化や、子育てを卒業したことによる喪失感など、不安定な要素が多くなる年齢だからです。更年期障害などによって夜によく眠れない方なども、昼寝を生活習慣に取り入れることで、ストレスや不満の解消が期待できます。また、毎日昼寝をすると、認知症になる確率が5分の1になるという研究報告さえあるのです」
そこで、坪田医師が上手に昼寝をするための5カ条を伝授!
【1】昼寝は午後3時までに
「昼寝にはもっとも大切な夜の“本眠”を先取りする効果もあります。