くらし情報『時代とともに変化を遂げた「フジ月9」の30年』

時代とともに変化を遂げた「フジ月9」の30年

本物のアナウンサーや『オレたちひょうきん族』の出演者が実名で登場し、バラエティに強いフジならではの“突き抜けた感”はありました」

【第2期】『びんびん』で「月9」の礎を築いた田原俊彦と野村宏伸

’87年8月からスタートしたのが、3作目の『ラジオびんびん物語』。その後、主演の田原俊彦は共演の野村宏伸と『教師びんびん物語』に出演。初めて平均視聴率20%台を記録するなど、初期の月9をけん引していった。

「田原は’80年代のトップアイドルでしたが、レコードの売り上げが下がってきていた。ドラマでアイドルが成功する大きな前例となったのが『ラジオびんびん物語』です」

【第3期】W浅野がけん引するトレンディドラマの量産!

’88年の『君の瞳をタイホする!』は浅野ゆう子が主演。このドラマを皮切りに月9の代名詞でもあるトレンディドラマが生み出されていった。そして3年後の’91年、浅野温子主演の『101回目のプロポーズ』が最高視聴率36.7%を記録。まさにトレンディドラマは絶頂期を迎えた。

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