ユーミン好きで3億円 てるみくらぶ社長が行っていた乱脈協賛
バリバリのキャリアウーマンだったという山田社長だが、いっぽうでこんな話もあった。
「ミュージシャン好きが高じて、音楽イベントの協賛も社長が先頭に立って10年から始めたようです」(前出・別のイベント関係者)
そのイベントの“ウリ”はライブの前に旅行商品が当たるというものだった。山田社長は、ミュージシャンのなかでも特にユーミン(63)の大ファン。同世代でカリスマのユーミンは憧れの人で、少しでも近づきたいという思いが、13年1月3日のユーミンの40周年コンサートへの協賛として結実する。
「武道館で行われたイベントは大掛かりで、薬師丸ひろ子やムッシュかまやつ、細野晴臣など大物が集結。社長もその日はユーミンに挨拶するために会場に来ていたようです」(別のイベント関係者)
てるみくらぶはイベントにどれくらいの“出費”をしていたのだろうか。この音楽イベントに関わっていたある関係者がこう明かしてくれた。
「ざっと見積もって7年で3億円くらいではないでしょうか。
てるみくらぶの破綻で、イベント参加経験のあるミュージシャンのなかには、被害者に対して心苦しいと思っている人もいると聞きます」