注目の“一生脇役俳優”野間口徹が語る思い出の脇役とは
「主演はやりたくないくらい。こういうことを言うとまたマネージャーに怒られますが。いやぁ、背負うものが多いから大変そうじゃないですか。脇役でフラフラしていたいので(笑)。主演をやると目立ちすぎるでしょ。そうすると僕、実力が伴っていないと思っているので、絶対に気持ちが落ちちゃうんです。プレッシャーにもなりますし」
そう話すのは、ドラマ『CRISIS公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系・火曜21時〜)で、特殊能力を持つ公安機動捜査隊特捜班の捜査員・樫井勇輔の熱演ぶりが光る野間口徹(43)。数多くのドラマにバイプレーヤーとして登場、“一度は顔を見たことがあるのに名前は出てこない俳優”とも言われてきた。
彼が役者を志すようになったのは大学時代。教員になるべく信州大学に進学したが、先輩の誘いにより演劇部を手伝うようになってから演じることの楽しさに目覚めていった。その後上京。26歳のときには役者のほかに、コント・ユニット「親族代表」を結成する。
「深夜のバイトを朝までやって。そのまま稽古に行ってとか、小劇場の時代はそんな生活でした。風呂なし、トイレは共同。それが28歳ぐらいまで続いたかな。
それでも、あまり苦しいとは思っていなかったです。まわりがそういう人たちばかりだったので」
そして代表作となる『SP警視庁警備部警護課第四係』(’07年、フジテレビ系)へ出演。それ以降、途切れることなく仕事が舞い込むように。
「急激に変化したわけではないですけど『SP』の後、少しずつ仕事が増えていきました。そこからちゃんと食べられるようになるまで、3年はかかりましたね」
そんな、“一生脇役俳優”野間口徹が思い出の脇役について語ってくれた。
■『SP警視庁警備部警護課第四係』(’07年)
岡田准一演じる主人公の同期・田中一郎役で知名度を上げる。「それまではただ一生懸命にやっていればいいと思っていたんですけど、それだけではなく少しでも多くの人に見てもらわないといけないことに気づかせてくれた作品です。出演後はまわりの評価も変わったのか、仕事が少しずつ増えていきました」(野間口・以下同)
■『サラリーマンNEO season3』(’08年)
コントの経験を生かしてバラエティ番組に進出。
「『SP』で若い人たちに認めてもらって、『サラリーマンNEO』で中年、年配の方に僕の存在を知っていただいたような気がしています。バラエティ番組の影響力の大きさを感じました」
■『あまちゃん』(’13年)
『ゲゲゲの女房』(’10年)で朝ドラ初出演。その後も『おひさま』(’11年)『梅ちゃん先生』(’12年)『あまちゃん』(’13年)『とと姉ちゃん』(’16年)と出演を重ねている。「反応がいちばん多かったのは『あまちゃん』ですかね。朝ドラは本当にいろんな方が感情移入して見てくださっているのだとよくわかりました」
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