くらし情報『「緊急事態条項」で首相の好き放題…改憲の危険性はどこにあるか』

「緊急事態条項」で首相の好き放題…改憲の危険性はどこにあるか

 

「乳幼児の教育費はすでに、生活保護世帯に対しては無償化されており、それ以外でも、所得に応じて負担が軽減されるようになっています。公約で掲げている“低所得者”というのが、具体的に年収がどれくらいの世帯なのか、はっきりしていません」

そう語るのは、保育研究所所長の村山祐一さん。

「待機児童がいちばん多いのが、安倍首相が無償化すると言っている0〜2歳児。しかし無償化だけでは待機児童の解消にはつながりません。安心して子どもを預けるには、保育の質を保つことも必要。そのために保育士の待遇改善も必要ですが、財源は確保されていません。保育士の給与が上がらないので、保育士になる人が減っています。人材を確保しないまま無償化したら、保育士に負担がかかりすぎて、保育園での子どもの事故が増えかねません」(村上さん)

少子化対策のためには、より幅の広い対策が必要になりそうだ。
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