受講者2万人超え!「認知症を防ぐ」女性社長に与えられた使命
脳梗塞だった。約1年半の闘病の末、昨年2月17日、92歳で亡くなった。入院して、まだ、意識があったときに、母が書いたメモ《大変だとおもいます。ありがとう》の写真を、光岡さんは携帯に大切に保存している。倒れた直後から、話すことも難しくなっていた母の直筆は、乱れてはいたが、最後まで、娘にメッセージを伝えようとする強い意志のこもった文字だった。
「まだ、元気なころ、母は『命をいただいて長生きするのは、それなりの使命があるから。あなたも、使命感を持って、世の中の役に立って、生きなさい。頑張りなさい』と、言っていましたね……」
光岡さんは、母から受け継いだ使命感に支えられ、今日も全国を駆け回る。
「脳若を通じて出会った高齢者たちの手で、地域のコミュニケーション作りが進んでいます。お互いに助け合い、元気を維持する輪が広がっているんです。高齢者が自主的に、しなやかに生きる。そのためのお手伝いをするのが脳若です」
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