相本久美子「シングルマザーになっても、娘を厳しく育ててきた」
紙テープもたくさん飛んできて、あっという間の90分間。ほんとうに楽しかったんです。ライブ後のブログへの反響メールもすごくて」(相本さん・以下同)
「またやってほしい!」との声に溢れていた。それを見て相本さんの気持ちも動いた。翌年には、34年ぶりに新曲CDを発表。以来、7回のライブを重ねてきた。
「ライブを続けてきて、私自身、変われてきたかなと思っています。少しずつでも、前に向かっていけるものなんですね(笑)」
相本さんは、’58年5月27日、東京都港区生まれ。
’74年9月『小さな抵抗』という歌でアイドルデビューをする。
「でも小さな事務所だったせいか、ほとんど話題にもされず(笑)」
しかし翌年、転機が訪れる。大手プロダクション「芸映」から声がかかって移籍。その年、『花吹雪はしご一家』でドラマデビュー。さらに翌’76年、17歳にして生放送の人気バラエティ番組『TVジョッキー』の4代目司会に抜擢。以後6年半、メーン司会者の故・土居まさるさんと番組を盛り上げ、ブレークした。
’87年7月、出会って2年で6歳下のミュージシャンと結婚し、翌年に長女(29)