小池百合子都知事 日本の“未婚率”に「制度が実態と合っていない」
冒頭、小池都知事は力強く、女性の“後押し”を宣言。
「女性がキャリアを積み、同時に家庭を持って、安心して子育てをしたいと願うのは当然。それをかなえられる社会にしなければ」
イベント内では、18歳から34歳に未婚男女に行った、内閣府の調査が発表された。「いずれ結婚するつもり」と回答した男性は85.7%、女性は89.3%と、ほとんどの人が結婚を意識しているとのこと。にもかかわらず、交際相手がいない人の割合は男性が69.8%、女性59.1%と、結婚願望との間にギャップが生じていることがわかった。
結婚していない理由として最も多く挙げられたのが「適当な人に巡り合わないから」。次に目立ったのが、「男性の結婚後の生活資金が足りない」。出産と子育てに関する不安を、結婚を躊躇する原因として挙げた女性も多いようだ。
これらの調査結果に、会場からもざわめきが……。
売れるかどうかで、激しい収入差が生まれる芸人の世界に生きてきた関根さんはこう語る。
「若手芸人にも収入が足りないと感じて、結婚に踏み切れない人は多い。