2018年3月16日 11:00
吉永小百合さん語る「過酷ロケのためにジムに通い始めました」
を引いた。
「けっこう大変で、腰にきちゃったんです(笑)。あっ、これはいけないと思って。夏には重い米を背負って逃げたり、息子役の堺さんと海に入るという、もっとハードなシーンも控えていましたから。それで、初めてジムに通い始めたんです。ずっと続けている水泳の仲間たちが、ちょうど誘ってくれて。トレーナーの方にも付いていただいて、バーベルを使ったスクワットも頑張りました。驚いたのは、ジムに行ってみると、同世代くらいの女性たちが本当に多かったことですね」
10代にして吉永さんの映画女優としての道を決定づけた『キューポラのある街』(’62年)。
若い命そのものを象徴するように、主演としてスクリーンの中を走り続けていた。吉永さんはいまも、映画に対して当時と変わらない情熱を持ち続けている。
「もう前のようには走ることはできませんけれど(笑)。現役でいるために、地味にでも努力は続けたい。ですから、この映画のキャンペーンが一段落したら、ジムには本格的に通いなおそうと考えているんです。もう少し、映画の世界で自分らしく走ってみようと思っています」
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