2018年3月19日 16:00
認知症治療に効果…40代から実践すべき「リコード法」とは
パンや麺類などは食べない“グルテンフリー”にし、その分野菜を多く取るのが理想的です」
炭水化物は断つことがもっとも望ましいが、高齢者に“米断ち”はハードルが高い。まずはパンや麺類を減らし、お米は玄米などを選んで、白米の量を徐々に減らそう。
【2】1日45mlのMCTオイル
サラダ油などの加工オイルの代わりに、体内で速やかに吸収されてエネルギーになりやすいMCTオイルやオリーブオイルを使うことで、ケトーシス状態が促進される。
「MCTオイルまたはココナツオイルをスプーン1さじ(15ml程度)、コーヒーなどに入れて1日3回飲みましょう。空腹感が満たされ、間食の予防にも役立ちます」
【3】12時間以上絶食する
リコード法では、1日の最後の食事と翌日の最初の食事の間隔を、少なくとも12時間は空ける。
「絶食が、ブドウ糖を肝臓に蓄積していたグリコーゲンを激減させ、ケトーシス状態を促進させます。日中に断食するのは大変ですが、就寝時間を中心とした半日の絶食ならそれほどつらくありません。