2018年5月29日 16:00
稲森いずみ 連ドラ25年連続出演支えた“デビュー時の言葉”
――25年間続けて連ドラに出演されていますが、ご自身で実感はありますか?
「20周年を迎えたときは、感無量というか、節目を感じました。お祝いも何もしていませんが。25年は、人に言われて『ホントに?』って感じでした。自覚が足りないですよね。演技は楽しいときもありますけれど、基本、苦しいです。いいパフォーマンスが出来ずに自己嫌悪に陥ったり、辞めたいってくらい辛い時もありました。
でも、そのたびに思い出す言葉があるんです。デビュー当時のドラマのプロデューサーから言われたんですが『自分の演技を見て1人でも救われたりするのだから、自分の役割の重さを感じながら頑張りなさい』と。
この言葉を胸に一生懸命やってきました」
――ドラマの現場で何か心がけていることはありますか?
「コミュニケーションですね。主役をいただきながらも、全く余裕がなかったので、ただただ、一番大切なことは『演技』と『挨拶』だと考えて、一生懸命演じさせてもらい、挨拶だけはしっかりしていました。
共演者やスタッフの方々とのコミュニケーションや、現場を明るく引っ張る!というようなことが、きちんとできていたのかどうか……(笑)。