2023年8月6日 06:16
ベッドでも可愛すぎる! 最高の彼女と出会ってドハマり、そして…えっ妊娠中のセックスはダメ⁉
営業でトークスキルを学んでおいてよかったと、これほど強く思ったことはない。
その夜は、終電ギリギリまで話し込んだ。
話せば話すほど好きになるとはこういうこと。
それから、恋人まで発展するのに時間はかからなかった。
告白も、デートも、ケンカした時の仲直りも、そしてプロポーズも……美咲のお気に入りのカフェバーだった。
俺にとって、最高の女性だ。
体の相性も抜群で、初めてしたときはちょっと驚いた。いつでも受け入れ態勢でいてくれるし、ときにはびっくりするほど積極的なところも可愛い。
俺は酒を飲むと性欲が湧くタチだが、そこも快く受け入れてくれ、お互いに満足しているのがわかった。
でも、この頃の俺は、数年後に美咲とあんなことになるなんて予想だにしなかった……。
妊娠は嬉しい。でもセックスは……できない?
1年後、俺たちは結婚した。
「おかえり~!」
帰宅すると、当たり前に美咲がいる。
それが、営業で疲れた俺の唯一の癒しだった。
毎週日曜日は、なんとなく「一週間頑張ろう!」の意味を込めて、セックスしている。
そんな週末の夜、美咲がこう切り出した。
「ねえ、そろそろ赤ちゃん欲しいな」
「この癒しの存在がもう一人増えるのか?最高じゃん」