学校で「お前の服ボロボロ」と言われた―ひとり親家庭の【衣服の貧困】、7割超が子どもの服の新調を諦めている
・「私の普段着は、子どもの過去の中学校の服やジャージです。息子もジャージ着用しています。食べるのが精一杯なので、洋服まで手が回りません」
・「普段のおかずを買うにもままならない状況の中、子ども達は状況を察してくれていて服を買ってほしいなどと言わなくなり、その子ども達の優しさに胸が苦しくなります」
上記のコメントにみられるように、経済的に余裕のない暮らしにおいてかろうじて食費を賄い、ましてや十分な食事をとることさえ難しい状況において、家計の中で衣服に充てる費用の優先順位が低くなる家庭は少なくありません。
そのような生活において、子どもの成長や年齢に合わせて衣服を用意することが難しい実情に苦悩する声が上げられました。
・「中学生になり、息子は私の身長を越しました。カッコよく流行りのものも着たいだろうに、親を気遣って小さい私のパーカーなどを着て外に行きます」
・「少しキツくても着てもらって、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。子どもの下着もたくさん買えないので、ヘビーローテーションで使ってもらい、時々乾ききらないものも着てもらうことがある」
・「息子はサイズが小さくても我慢して、私にはあまり話しません。