実家の相続を「放棄したい」理由、3位「管理が難しい」、2位「資産価値が低い」、1位は?
「相続しても自分は住まないし、売ろうにも売れない」となれば、相続放棄する方が楽と考える人がいるのも納得ですね。
<3位管理が難しい>
・管理責任から逃れたいからです。よほどの現金と一緒でないかぎりは、相続放棄したいと考えています(20代 男性)
・結婚して実家を出て、帰省するにも不便な距離になったので、維持が難しい(30代 女性)
・実家がとても遠く田舎なので、管理しきれない(40代 女性)
実家から離れて住んでいるので管理が行き届かないと考える人も多数。
自分で庭木の手入れや風通しなどのメンテナンスを行う場合は、いちいち実家に帰る必要があり、距離が遠いほど負担は大きくなります。仕事や子育てが忙しい人だと時間を確保するのが難しいですし、年を取ると体力的にしんどくなることも。
しかし「時間がないから」「しんどいから」という理由で放置していると、庭木が伸びて近隣に迷惑をかけたり、不法侵入されたりする可能性があります。日常的な管理を代行してくれるサービスもありますが、利用にはお金がかかります。
<4位相続手続きが面倒>
・手続きがよくわからないからです(40代 男性)
・遺産が少ししかないのと、相続後の手続きや税金が面倒そうだから(40代 女性)