藤本美貴さん病院での「抱っこさせて」に「それは嫌だよね」。不審者の撃退方法を子どもたちと練習「知人に殺されたニュースもある」
いざという時のため、日々の練習を
子どもの防犯・安全教育は、0歳から始まっていると言えます。抱っこをしてくれたり、泣いたらあやしてくれたり、授乳やオムツ替えをしてくれたりと、親から受けたそうした行為を通じて、子どもは「助けてと伝えれば、お父さんお母さんが守ってくれるんだ」と安心できるからです。
こうして信頼関係を築いたうえで、未就学児のうちから「走って逃げる」「大声を出す」「はっきり断る」といったことを練習していきましょう。小さいうちから「パパー、ワー・キャー、助けてー」など大声を出す練習をします。
コツは何度でも続けること。実際のピンチのとき、一度叫んだだけでは「今の声なんだ?」「気のせいかも」と聞き流されてしまう可能性があります。声だけでなく、手をふり回したり、身ぶり手ぶりをつけたりする練習もしましょう。
防犯ブザーも、買って終わりではなく使い方の練習が重要です。
腰の位置くらいに引っぱるひもがあると、うでをつかまれたり、抱きつかれたときでも鳴らしやすいです。防犯ブザーは躊躇せず、怖いと思ったら鳴らしてOK。間違えて鳴らしたら「ごめんなさい」と謝る。そしていたずらで鳴らさないことです。