男子の化粧、女子のスラックスに「違和感なし」が約8割、男子のスカート制服が気にならない人も約4割に。今どきの中高生のジェンダー観
12.5%、「“からだの性”と“こころの性”が異なることに悩んでいる」10.0%、という結果となっています。
高校生を見てみると、「ジェンダーギャップや性別役割分担意識によって生きづらさを感じている」20.3%、「ジェンダーギャップや性別役割分担意識によって生きづらさを感じている友人がいる」15.8%、「“からだの性”と“こころの性”が異なることに悩んでいる友人がいる」13.1%、「“からだの性”と“こころの性”が異なることに悩んでいる」には9.5%、という結果でした。
実際に「性同一性」に関する悩みを持つ人は中高生ともに1割ほど存在することがわかりました。また、ジェンダーギャップなどによる生きづらさを感じる人は、特に中学生の女子に多く見られました。
性同一性やジェンダーギャップに関する状況―ソニー生命保険「中高生が思い描く将来についての意識調査2024」より
まとめ
親世代もアップデートを心がけたい
今回は中高生のジェンダー意識について見てきました。一般に若い世代ほど新しい価値観に柔軟であると考えられますが、今回の調査結果からも、性の多様性を受け入れている人が多いことがわかりました。