くらし情報『宮崎麗果さん「職歴のないシングルマザーを採用してくれる会社はなかった」第三子妊娠中に病院のベッドで起業した理由』

宮崎麗果さん「職歴のないシングルマザーを採用してくれる会社はなかった」第三子妊娠中に病院のベッドで起業した理由

妊娠中、病院のベッドで起業

目次

・妊娠中、病院のベッドで起業
・たとえ原価率が高くても「いい商品を作ればユーザーは継続してくれる」
・啓司さんとは「お互いが一番の味方」
・宮崎麗果さん
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ーー前回、第三子のハナちゃんが妊娠中に発育不全になり入院した時期と、起業の時期が重なったと伺いました。それ以前から経営や商品開発などに興味があって準備していたのですか?

宮崎麗果さん(以下、宮崎)実は最初は全然なくて。第三子の妊娠中に当時の夫と離婚することになり、子どもたちを育てるためにどうするかを必死で考えたんです。私は学生時代にタレント活動をしてはいましたが、就職経験はありません。離婚が決まって就職活動もしたんですけど、当時30歳で、妊娠中で、上の子もいて、職歴もない私を採用してくれる企業は見つかりませんでした。

もうこうなったら自分でどうにかしなきゃいけない。お金がなくて司法書士に相談することもできなかったので、入院中に自分で調べて定款(ていかん:会社設立に必要な書類)を作るところから始めて、美容系のコンサル会社を設立しました。入院しているといっても私自身が絶対安静の状態ではなかったので、「今やるしかない」と。


会社経営というときらびやかなイメージがあるかもしれませんが、私の場合は本当に泥臭くて、そうする以外の手段がなかった、子どもを育てて一緒に生きるために必要だったという感じです。

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