「以前と変わらぬ安心感を」 TOHOシネマズが首都圏でも営業再開! 徹底した感染予防対策を取材して
床には2メートルの間隔で列を作ってもらうように目印が
場内にもひじ掛け用の消毒液が設置されている
スクリーン入場時には、AI検温システム「SenseThunder(センスサンダー)」により入場者全員の体温を計っている。マスクやメガネをしたまま、カメラの前に0.5秒立つだけで体温を計れ、計測誤差はわずかプラスマイナス0.4℃だそうだ。ちなみに、このセンサーによって画像データや個人情報は一切取得しないとのことだ。
座席販売数は50パーセントまでとし、チェスボード式で前後左右を一席ずつ開けて販売されている。さらに上映間の幕間時間を通常よりも長く取り、座席の消毒・清掃を徹底している。観客の導線となる通路にも消毒液を設置し、気になる人は自分で肘掛けなどを消毒可能になっている。また、退場時にも適切な距離をとってもらうように誘導しているとのこと。
取材時の15時の時点で、19時の回の『グレイテスト・ショーマン』『ポリス・ストーリー/香港国』は満席に
TOHOシネマズ営業本部マーケティング企画部長、平松氏によれば、入場時・退場時ともに混雑が発生しにくくなるようにタイムテーブルを作成しているそうで、密な状態が生じにくいように普段以上に気を使って番組編成しているとのことだ。