くらし情報『【インタビュー】村井良大 「とにかく若い人に観てもらいたい」ミュージカル『生きる』はどの時代でも響く作品』

2023年5月26日 18:00

【インタビュー】村井良大 「とにかく若い人に観てもらいたい」ミュージカル『生きる』はどの時代でも響く作品

皆さんの足を引っ張らないようにという感覚でしたが、亞門さんがすごく楽しく演出されていて、さらにご自身が結構、動いてみせてくださったんですよ。

――動きなどを見せてくださるんですか?

「こういう風にやって」とか、「ここであーっ!となって」とか、アグレッシブに作っていかれるので、それを見て自分なりに解釈して、落とし込んでいく作業でした。最初の稽古はセットがない状態でオープニングのシーンを作ったのですが、「このタイミングで入ってきて、ここでこうして、歌を歌って」と。

――稽古用のお家の舞台セットがまだなかったんですね。

【インタビュー】村井良大 「とにかく若い人に観てもらいたい」ミュージカル『生きる』はどの時代でも響く作品


本当にビニールテープで場所だけ囲って、こんな感じって。僕自身も、初演の映像を見せていただいて動線や動きなどはわかっていたので、それをなぞりながら稽古していたのですが、亞門さんが、途中で光男という役の演出をがらりと変えたんです。もっと反抗的な息子にしたいと。そこから一気に、その時の『生きる』という作品のなかの光男の比重というか、役の存在理由がわかりやすくなりました。
初演の時は、昭和の時代らしい、お父さんを敬って、息子はこうやりなさいみたいな、要は、上下関係があったんです。

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