令和のタクミくんシリーズ主演・森下紫温と加藤大悟が大切にした“距離感”「恋愛によって心の傷が埋まっていく」
相手はわかんないですけど、僕は幼馴染のことが大好きだし、1週間生活してみて「意外とこういう、優しくし合うのっていいな」と思いました。まあ、1週間っていう期間だからよかったのかもしれませんが。
──短すぎず、長すぎずの期間。
加藤愛をしっかり感じました!
──森下さんはいかがでしょう?
森下僕は高校まで10年ほど野球をやっていて、高校に寮があったんです。僕自身は寮生ではなかったんですが、周りには当然、寮生が多くて内情を聞くこともありました。だから自分は、人間接触嫌悪症なのに寮生活をしなきゃいけないタクミくんの漠然とした不安が、なんとなくわかります。僕が寮生活や共同生活について話を聞いたことしかなかったからこそ、そりゃ心配になるよなって。タクミくんと不安を共有できたのは、演じるうえでプラスになりました。
──そんなお2人が、実際に同室になったらどんな風になると思いますか?
加藤うっわ、どうなるんだろう!?でもお互いゲームが好きだからなあ。
森下趣味とかそういうのは合うと思うんですよ。
加藤だから気兼ねなく過ごせるし、年も近いからめっちゃ気を遣いすぎるとかもないんじゃないかなあ。