令和のタクミくんシリーズ主演・森下紫温と加藤大悟が大切にした“距離感”「恋愛によって心の傷が埋まっていく」
「BLだから」ではなく、作品としての完成度の高さを感じました。
(C)2023 ごとうしのぶ/KADOKAWA・「タクミくんシリーズ」製作委員会
もし2人がリアルで同居したら……案外イケそう!?
──最後にちょっぴり、お2人のプライベートについて聞かせてください。『タクミくんシリーズ』といえば寮生活ですが、お2人は共同生活ってしたことがありますか?
加藤最近、保育園からの幼馴染が東京の僕の家に来まして。1週間泊まっていました。
──どんな感じでしたか?
加藤僕は外でする仕事や食事が多いし、相手はデスクワークだったので、ずっと一緒にはいなかったんです。でもその1週間、僕は愛はやっぱりあるんだなって思いました。それまで1週間ずっと遊んだこともあったんですけど、遊ぶと住むは違いました。
──愛を感じたのはなぜだったんでしょう?
加藤やっぱりお互い、気を遣い合うんです。洗濯物がたまっていたら「あ、俺洗うよ」とかすぐ言うし。
その気遣い合いが、僕には心地よかったし、素晴らしいことだと感じました。この『タクミくんシリーズ』もそうですけど、親しき仲にも礼儀あり、親しき仲にも愛ありっていうか。