2021年10月28日 12:00
森山直太朗、新曲「カク云ウボクモ」リリース記念生配信で柄本佑撮影による2本のMVを公開
さらにMVは半年をかけて、「冬篇」と「春篇」の2バージョンが制作されたそうで、それらはなんとスマートフォンで撮影された。晴れて本イベントにてこの2本を初公開することとなった。
柄本は「カク云ウボクモ」の撮影をするにあたって、「この曲を聴くと手の届く範囲の小さな幸せのことを思った。日常生きているなかで、僕が感じた光のきれいさ、花が咲いていることなどの一瞬のきらめきをそのときにカメラでまわしたものを編集して、この歌にのせれば、この曲を聴いた人たちも幸せになっていけば」という願いをMVに込めたと語った。森山は「(柄本)佑くんの日常や息づかいが感じられる作品なので、初公開できるこの日をずっと楽しみにしていた」と、披露する日が待ち遠しかったと語り、同作は森山から柄本に対する「恋文」なのだと明かした。
さらに「ファミリーの雰囲気も似ている」と柄本に親しみを感じる森山が、しかし「その環境を選んだ自覚はないし、根っこは知っているけれどもっと奥の根っこは知らない」と自身が存在する意義、ルーツへの思いを吐露。そんな森山だけではなく「みんなあまりルーツを追求しないから、無意識で感じることや輪廻の共有を音楽で表現できればという想いで作りました」