BABYMETAL「METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN EXTRA SHOW LEGEND - METAL GALAXY」ライブレポート(DAY-2)
これぞBABYMETALというひとときに震えた。
そこから再び、ガラッと空気が変わったのは「Starlight」。銀河の中から放たれているかのような荘厳なロングトーンで場内が包まれ、「Shine」では強烈に発光するシングルの照明がフロアを照らすなか、SU-METALの慈悲にも似たボーカルがスッと胸に染みていくのだった。
この展開を引き取るメロディックスピードメタルナンバー「Arkadia」が本当によかった。
『METAL GALAXY』のラストを飾るこの楽曲は、あらゆる困難を乗り越えてきたBABYMETALを導く道標のように希望で満ちあふれているからだ。彼女たちの未来を思うと、グッとこみ上げてくるものがある。
しかし、さらに多くの観客の涙腺が崩壊したのはラストの「イジメ、ダメ、ゼッタイ」。以前はライブの定番だったBABYMETALを代表するこの楽曲が披露されたのは、なんと2年以上ぶり。
SU-METALとMOAMETALのふたり体制になってからは初となる。しかも、[DAY-1]のラストと同様に、サポートダンサー3名と2組のバンドメンバーが勢揃いしたのだ。アレンジは少しだけ変わって、よりパワフルに。