ミオヤマザキ、最新傑作『Alive』で示したターニングポイント「今まで以上にいろんなことをやっていく」
名作できたなって。一番好きなのは「メンヘラ幸福論」なんですよ。さっきtakaも言ってたように、戻ってきた感も感じていて。俺らがやってきたことって間違ってなかったんだなって。
生きている時に感じたいことを詰め込んだ
——なるほどね。いいねえ。じゃあ、ひとり2曲ずつアルバム曲に関しての感想をもらおうかな。
Hang-Chang「生きてるだけじゃダメですか?」ですね。
ドラム、ブチ込めた感があって。これまではバンド以外のサウンドがメインだったりして、あまりドラムを派手にできなかったんですけど、デモの段階からシンプルだったので暴れてみました。
——「生きてるだけじゃダメですか?」は、ライブアンセムになりますよね。
Shunkichi(Ba)こんなこと言ったらメンバーやチームから「えっ!」って思われるかもしれないんだけど、正直本作にアルバム感は感じていないんですよ、制作していた時期がイベント中止になった昨年の2月末からで。そこから、この状況でどうしようかって、月に1曲ずつ作って、溜まった曲を集めてのアルバムなので。いわゆる、コンセプトやテーマ性がある作品ではないんです。なので、特殊な1年となった2020年を振り返るような内容になったなと思っています。