新レーベル立ち上げに挑戦する本広克行監督、第1弾『ビューティフルドリーマー』に込めた“押井守愛”を語る
え? どういうこと? ってもう予測不能でした(笑)」
今回の映画『ビューティフルドリーマー』は、そんな本広の押井への“愛”がつまった作品となっている。特に映研部員たちが作ろうとしている劇中映画の中身を見れば、押井ファンには本広の“本気度”が伝わるはずだ。
「最初、押井さんは軽音楽部の女の子たちの話を書いてくれたんですけど、それだと僕の予算にハマらないなというのもあって、“自由にしていいよ”と言われたので映研という設定にしました。押井さんの“本当に幸せな日々を毎日繰り返すことは幸せなんだろうか?”という問いかけを描いています」
希代のヒットメーカーの新たな挑戦に注目したい。
取材・文:黒豆直樹
『ビューティフルドリーマー』
11月6日(金)テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
(C)2020 映画「ビューティフルドリーマー」製作委員会
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