「押井守愛」について知りたいことや今話題の「押井守愛」についての記事をチェック! (1/5)
特別番組「押井守とOVA」©松竹ブロードキャスティングCS放送「衛星劇場」では、「VHSを巻き戻せ!俺たちのOVA特集 vol.6」と題して、OVA作品を特集します。12月は、「リクエストSP」と題して、これまで衛星劇場のOVA特集で取り上げた作品の中から、「A KITE」や「アウトランダーズ」など話題を集めた作品を再び放送します。1月は、「押井守特集」と題して、世界初のOVA監督である押井守の作品を放送。「御先祖様万々歳!」「トワイライトQ」などのOVA作品に加えて、「ケルベロス-地獄の番犬」などの実写映画もラインナップしています。さらに押井守がOVAについて語る衛星劇場オリジナルの特別番組「押井守とOVA」も放送します。ぜひご覧ください!~リクエストSP~「A KITE」© 1998梅津泰臣GREEN BUNNYA KITE ※ R18[放送日]12月9日(月)深夜2:00~他1998年[原作・脚本・監督]梅津泰臣[声の出演]鳴瀬琴美、小山田慎吾、渋沢五郎、的場辰夫女子校生と殺人請負人の二つの顔を持つ美少女、砂羽(さわ)。表と裏の世界を巧みに使い分ける大人たちの淫靡な呪縛から逃れられず、泥沼の世界に生きている――。そんな彼女が唯一心を許せる存在の謎の少年:音分利(おぶり)。同じ性を感じながら、プラトニックに惹かれあう二人。※「スカパー! 」ほか一部、「A KITE INTERNATIONAL VERSION」に差替え放送となります。※1月放送はすべて「A KITE INTERNATIONAL VERSION」です。「MEZZO FORTE」©2000 梅津泰臣/GREEN BUNNYMEZZO FORTE ※ R18[放送日]12月2日(月)深夜2:15~他2000年[原作・脚本・監督]梅津泰臣[キャラクターデザイン]梅津泰臣ハリウッドが、そして世界が認めた鬼才が贈る、伝説のクライム・エロス・アクション!合法非合法を問わず危険な仕事の代行を生業とする少女のアクションアニメーション。TVシリーズ「MEZZO-メゾ-」の前身となる本作。※「スカパー!」ほか一部、「MEZZO FORTE International Version」に差替え放送となります。「ブラックマジック M-66」©士郎正宗・青心社ブラックマジック M-66[放送日]12月12日(木)深夜2:00~他1987年[原作]士郎正宗[監督・脚本]士郎正宗[監督・キャラクターデザイン]北久保弘之[声の出演]榊原良子、横山智佐、永井一郎、辻村真人、水島 裕、若本紀昭(現:若本規夫) ほか最高機密兵器・M-66を搭載したヘリが嵐の中、消息を絶った!軍の暗号通信から事件を知ったニュースカメラマン・シーベルは、特ダネの臭いを嗅ぎ付けヘリ墜落地点に向かう。そこで彼女が目にしたのは、軍特殊部隊と自律型機動歩兵M-66の壮絶な死闘だった。原作者・士郎正宗自らが監督・脚本を務めた。「からくりの君」©藤田和日郎/小学館・東宝・TMSからくりの君[放送日]12月13日(金)深夜2:00~他2000年[原作]藤田和日郎[監督]高谷浩利[声の出演]若本規夫、矢島晶子、中田浩二、青野武、麦人戦国の世の小さな君主の物語。領主・文渡九重は、からくり人形に没頭し、狩又貞義に攻め滅ぼされてしまった。ある日、大きな葛籠を持った少女が伝説の忍び・加藤を訪ねるが、そこにいたのは狩又の城から逃げてきた下忍・弥三郎だけ。そこへ狩又城から追手が!少女はからくり武者・太郎丸を出し忍びを圧倒する。「アウトランダーズ」©真鍋譲治・フライングドッグ・タツノコプロアウトランダーズ[放送日]12月11日(水)深夜2:00~他1986年[原作]真鍋譲治[監督]山田勝久[脚本]富田祐弘、寺田憲史[声の出演]平野文、岩田光央、横尾まり、内海賢二、寺島幹夫、外山高士、神谷明、土井美加、篠原恵美地球侵攻を開始した異星の王女カームと、なぜか彼女の結婚相手に選ばれてしまった地球人の青年テツヤ。銀河を舞台に二人の奇妙な恋愛関係を描くSFアドベンチャー。同名コミックのビデオアニメ化作品。~押井守特集~特別番組「押井守とOVA」 前編©松竹ブロードキャスティング特別番組「押井守とOVA」 前編[放送日] 1月4日(土)午後9:00~他2024年[出演]押井守、吉田尚記日本を代表する作品を多く生み出したアニメ監督、押井守。OVAの先駆け「ダロス」を初めとし、「トワイライトQ」「御先祖様万々歳!」などOVAの歴史を切り開いてきた監督へのスペシャルインタビュー番組!後編は2月に放送。「御先祖様万々歳!」©押井守/ぴえろ・SPO・OCS御先祖様万々歳![放送日]1月5日(日)午前10:00~他1989年[原作・脚本・監督]押井守[キャラクターデザイン・作画監督]うつのみやさとる[声の出演]勝生真沙子、古川登志夫、緒方賢一、鷲尾真知子、玄田哲章、山寺宏一、永井一郎押井守&うつのみやさとるのコンビが放つ、全6巻の不条理SFアニメ・シリーズ。四方田家は、サラリーマンの父、甲子国(42歳)専業主婦の母・多美子(38歳)、1人息子・犬丸(17歳)という、典型的な現代の核家族。そこへ、ある日突然、犬丸の孫だという美少女・麿子が訪ねてきた。全6話。「ダロス」©1990バンダイビジュアルダロス[放送日]1月5日(日)午後1:45~他1983年[原作・脚本]鳥海永行[監督・脚本]押井守[製作]布川ゆうじ[キャラクターデザイン・作画監督]岡田敏靖[声の出演]佐々木秀樹、池田秀一、鵜飼るみ子、榊原良子、玄田哲章、鈴木瑞穂、中田浩二21世紀末――。地球は人口増加、資源枯渇などの諸問題を月面開拓計画の実施によって一挙に解決した。月から送られてくる鉱物資源は地球を甦らせ、人々に繁栄を約束したのである。しかし、その裏には月面開拓民ルナリアンたちの犠牲があった。「トワイライトQ」©EMOTIONトワイライトQ[放送日]1月5日(日)午後4:00~他1987年[監督]望月智充(第1話)、押井守(第2話)[原案・脚本]伊藤和典(第1話)、押井守(第2話)[キャラクターデザイン]高田明美(第1話)、近藤勝也(第2話)[声の出演]兵藤まこ、冨永みーな(第1話)、瀬川哲也(第2話)、千葉繁(第2話)黎明期に誕生したSF&ファンタジーの異色作。押井守・伊藤和典を始め、後に『機動警察パトレイバー』を手掛けるメンバーが結集した幻のプロジェクト!第1話は、望月智充、伊藤和典、高田明美らの実力派スタッフが結集したタイムトラベルの傑作。第2話は、押井節炸裂の不条理劇。「機動警察パトレイバー アーリーデイズ」©HEADGEAR / BANDAI VISUAL / TOHOKUSHINSHA機動警察パトレイバー アーリーデイズ[放送日]1月5日(日)午後5:15~他1988年[原作・キャラクター原案]ゆうきまさみ[監督・絵コンテ]押井守(第1話~第6話)[監督] 吉永尚之(第7話)[原作・脚本]伊藤和典[キャラクターデザイン]出渕裕[音楽]川井憲次[声の出演]富永みーな、古川登志夫、池水通洋、二又一成、郷里大輔、大林隆之介、榊原良子、千葉繁機動警察パトレイバーをこの世に出す原点となった作品群。全7話。「ケルベロス-地獄の番犬」©1990押井守/バンダイビジュアル・フジテレビケルベロス-地獄の番犬[放送日]1月4日(土)午後3:00~他1991年[監督・脚本]押井守[音楽]川井憲次[出演]藤木義勝、スー・イーチン、松山鷹志、千葉繁※実写映画「トーキング・ヘッド」©1992押井守/バンダイビジュアルトーキング・ヘッド[放送日]1月4日(土)午後4:45~他1992年[監督・脚本]押井守[監督補]伊藤和典[音楽]川井憲次[出演]千葉繁、石村とも子、立木文彦、田中真弓、石原慎一、兵藤まこ ほか※実写映画「真・女立喰師列伝」©2007八八粍・デイズ/NBCユニバーサル・エンターテイメント真・女立喰師列伝[放送日]1月4日(土)午後6:45~他2007年[原作・総監修]押井守[音楽]川井憲次[出演]ひし美ゆり子、鈴木敏夫、水野美紀 ほか※実写映画●「VHSを巻き戻せ!俺たちのOVA特集 vol.6」詳細はこちら ●「VHSを巻き戻せ!俺たちのOVA特集 vol.5」予告動画はこちら ★CS衛星劇場ご視聴はこちらから ★ご視聴に関するお問い合わせはこちら衛星劇場カスタマーセンター:0570-001-444※受付時間10:00~20:00(年中無休)IP電話のお客様は 03-6741-7535 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年12月05日押井守監督が1995年に手掛けたSF長編アニメ『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の4Kリマスター版が、渋谷ホワイトシネクイントで緊急再上映されることが決定した。本作は、西暦2029年、高度に発達したネットワーク社会において多発するコンピューター犯罪、サイバーテロなどに対抗するため結成された非公認の超法規特殊部隊「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)の活躍を描いた士郎正宗のSFコミック「攻殻機動隊」のアニメーション映画化。全米ビルボード誌のビデオチャートで週間1位を獲得するなど海外でも人気が高く、押井守の名を一躍世界に広めるきっかけとなった作品として知られている。この度、2021年9月に4Kリマスター版として公開された本作を再びスクリーンで上映する。また本作は、先日8月20日に逝去した声優・田中敦子が主人公・草薙素子を演じており、その代表作として世界中のアニメファンから愛されている作品でもある。アニメ史に残る名作を大スクリーンで堪能できる貴重な機会であり、SF映画ファンはもちろん、田中敦子ファンにとっても見逃せない上映となりそうだ。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』は9月6日(金)より渋谷ホワイトシネクイントにて1週間限定上映。(シネマカフェ編集部)
2024年09月03日アニメ映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』(8月2日公開)のジャパンプレミアが24日に都内で行われ、山下大輝、岡本信彦、三宅健太、宮野真守、生見愛瑠が登壇した。同作は、TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』劇場版作品第4弾。第1作目から引き続き原作の堀越耕平氏が総監修・キャラクター原案を務める。今回舞台となるのは、TVアニメ7期と同じ時系列で、ヒーローと敵(ヴィラン)の戦いによって荒廃し、敵(ヴィラン)収容施設から脱獄した者=ダツゴクが蔓延る社会。主人公・緑谷出久(デク)たちヒーローと敵(ヴィラン)の最終決戦の直前、世界を揺るがす大きな事件が巻き起こる。○宮野真守、映画『ヒロアカ』ジャパンプレミアに颯爽登場決めポーズでファン魅了今作で資産家シェルビーノ家に仕える執事・ジュリオ・ガンディーニの声を担当した宮野は、客席に決めポーズをしながら颯爽と登場。終始、明るいトークで舞台挨拶を盛り上げた。オールマイトの声を担当する三宅とは22年の付き合いだという宮野。三宅が「久々にかっこいいまもちゃんを見れて、僕としては涙腺が緩む」と感慨深げに話すと、宮野も「嬉しい!」と笑顔を見せていた。一方の宮野も、今回オールマイトとダークマイトという2役を演じ分けた三宅について「今回とても大変だったと思う。似ているというけど、演じるほうは2つの人格をいれて1人の人間がやっている。普通に考えたらすごく難しいことをやっているのに、映画を観ていただいたらわかるんですが、別の人なんですよ。どれだけ集中して覚悟をしてやっていたか……やっぱお兄ちゃんすごい。感動しました」と大絶賛していた。さらに、主人公・デクを演じた山下についても「僕は(映画)本編を観て、感動したんです。ネタバレになっちゃうから言えないんだけど、声優ってこういうことなんだと。山下くんが命をかけてマイク前に立って、自分の全てを出している声を聞いたときに、『こういうことができるのがすごいんだ』と思った。どれだけ本気でできるか、それが今回の映画で突き付けられた」と感動した様子で明かした。
2024年07月24日その活躍はアニメだけに留まらず、TVドラマやバラエティ、舞台など幅広いジャンルで名を馳せる、声優の宮野真守さん。エンタメが大好きと語る宮野さんに、エンターテイナーたるゆえんを聞きました。声優としてはもちろん俳優、アーティストとしても幅広い層から支持されている宮野真守さん。ジャンルを超えた万能エンターテイナーぶりは周知の通りだが、多岐にわたる活躍の陰で悔しい思いをしたこともあったそう。「子どもの頃からエンターテインメントが大好きだったので、やれることはなんでもやりたかったし、できるようになりたいと思ってました。でも7歳からこの世界で仕事を始めて、10代は全然うまくいかなかった。あの時代を下積みと言っていいのかわからないけれど、悔しい思いばかりしていましたね。その頃の劣等感が拭えなくて、とにかく何者かになりたくて、10代の頃はがむしゃらに突っ走ってました」そんな宮野さんに転機が訪れたのは18歳の時。「たまたま声優のお仕事をさせていただいて、そこから世界が広がったんです。自分に声の演技ができるだなんて考えたこともなかったので、拾っていただいたことは本当に幸運でしたし、感謝しかないです。当時は右も左もわからなかったから、現場で失敗しながら一生懸命仕事を覚えました。今では、これだけ長いこと声優として仕事を続けてこられたことが僕の自信の基盤になっています。20年以上やってきて、スキルも自分の引き出しも増えましたし、いろんな恩恵を与えてくれました」宮野さんには新人の頃、大先輩にかけてもらった忘れられない言葉があるという。「現場で僕が硬くなっていた時、林原めぐみさんに『もっとやっちゃいなよ!』と声をかけていただいたことがあるんです。『ポケットモンスター』のアフレコ現場で、周りは大先輩ばかり。自分でも気づかないうちに縮こまっていたんでしょうね。その、なにげない言葉に勇気をもらって、僕は殻を破ることができたんです。先輩の一言が後輩にとってどれだけ刺激になるか身をもって知っているから、僕も後輩に声をかけてあげたいです。そういうふうに思えるようになるくらい、僕も大人になったということですね(笑)。でも、だからこそ言葉には気をつけています。あくまでその子の人生であり、選択ですから」声優だけでなく、すべての仕事において日々のアップデートを大事にしているという宮野さん。その時、自分の前に立ちはだかるのはいつも過去の自分なのだという。「例えば、19歳の時の自分の演技を今聴き直してみると、その頃の演技のピュアさに自分でもハッとすることがあるんですよ。でも、今の自分にはこれまでの年月で培ってきた経験値がある。過去にすがるんじゃなくて戦い方をアップデートすること、お芝居の仕事ってこれの繰り返しなんですよね。常に過去の自分と戦っているんです」25枚目のシングル『The Battle』にはそんな自分自身との戦いという想いを込めた。「TVアニメ『現代誤訳』の主題歌で、偉人の名言を間違った解釈で覚えていたとしても、それが自分にとって大事な指針になっているのであればそれでいいじゃない、間違いを正すことより自分が自分らしく生きることのほうが大事だよ、というメッセージを込めました。過去の自分との向き合い方、自分との戦い方をテーマにした曲ですね」アーティストデビュー15周年を締めくくり、年末からはライブツアーの開催も控えている。「今回、“大人の男”というテーマで撮影していただきましたが、40代になった今だからこそ見せられるもの、というのをきちんと見つけたいなと思っていて。そんな想いを元にライブの構想を練っているので、新たな宮野真守を見せられるツアーになるんじゃないかなと思っています。僕がライブを構成する上で大事にしているのは、とにかく飽きさせないこと。僕は自分で曲を作ってきた人ではないから想いを曲として届けるということが最初はまだできなくて、自分でライブを演出することがクリエイティブな部分での軸になってくれました。それに僕自身がプレイヤーだから、観ている人に楽しんでもらいたいという想いがあるんですよね。ライブももうずいぶん長くやっているからアウトプットばかりだと出がらしになっちゃうので、過去の自分に勝つためには上質なインプットが大事になってきます。僕の場合は直近の自分の経験がいいインプットになってくれています。例えば舞台での経験が作詞する上で役に立ったりするんですよ。自分が演じた役の想いを歌詞にすることもありますし。すべての仕事がつながっていて、インプットとアウトプットが循環しているような感じです。まるで回し車の中をぐるぐる走ってるハムスターみたい(笑)」何もわからなかった20代から、いろんなものを得た30代を経て、これからの40代ではさらにその先を見据えていきたいと語る。「大人の男として憧れるのは、ずっと体型を維持している人ですね。これがどれだけ大変なことかって、意外とみなさん知らなくて。そのために自分を厳しく律して、時間も使っているわけですよ。僕もやる側の人間なのでわかるんですけど、演じる役柄によって体型まで変えてしまう俳優さんは本当にすごいと思います。増量した後の減量ってどうしてるんだろうって、想像しただけで倒れそう…。僕もそういった方々を尊敬していると言っている手前、もしオファーをいただけたらしっかりがんばりますけど。でも大変ですよね。仲良くさせていただいているTHE ALFEEの高見沢俊彦さんも体型を維持していらっしゃいますもんね。たしか(高見沢さんが)筋トレを始めたのって60代になってからなんですよ。以前、『筋肉と愛は育てるものだよ』って言葉をかけてもらいました(笑)。郷ひろみさんともTV番組で一緒に歌わせていただいたことがあるんですけど、本当にかっこいい。周りにこれだけ偉大な先輩アーティストの方がたくさんいらっしゃるので、僕ももっとがんばらないと。これから先はきっと、できることも変わっていくと思うので、そういう変化にもきちんと向き合っていけたらと思います」みやの・まもる声優、俳優、歌手。TVアニメ『忘却バッテリー』(要圭)、ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』(ディオ・ブランドー)など出演作多数。最新シングル『The Battle』が7月24日に発売。※『anan』2024年7月24日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・横田勝広(YKP)ヘア&メイク・Chica(C+)取材、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2024年07月24日ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年アニバーサリー超大作『ゴジラxコング 新たなる帝国』。この度、尾上松也、宮野真守、鈴木もぐら(空気階段)、真矢ミキらが、本作の日本語吹き替え版キャストに決定した。シリーズ前作『ゴジラvsコング』に登場し、世界の危機を救ったひとりであるバーニー役で松也さんが今回、ゴジラとコングのさらなる激闘を見届ける。バーニーまた、アニメーション映画『GODZILLA』シリーズに出演した宮野さんが、巨大生物専門の獣医師・トラッパー、鈴木さんが探査機ヒーヴのパイロット・ミケル、真矢さんが秘密組織モナークの長官・ハンプトンを演じる。さらに、「ゴジラ」シリーズと縁の深い豪華声優陣も大集結。フリーアナウンサー笠井信輔、前作から引続きアイリーン役を務める坂本真綾、大塚明夫(西武園ゆうえんち「ゴジラ・ザ・ライド」ナレーション)、立木文彦(「ちびゴジラの逆襲」ちびヘドラ役)、田中美央(『ゴジラ-1.0』駆逐艦雪風の元艦長・堀田役)、幸田夏穂(「ゴジラ S.P」李桂英役)、福山潤(「ちびゴジラの逆襲」ちびゴジラ役)、内田真礼(「ちびゴジラの逆襲」ちびミニラ役)、高橋李依(「ちびゴジラの逆襲」ちびモスラ役)、そして「新世紀エヴァンゲリオン」葛城ミサト役で、USJのアトラクションではゴジラと対峙した三石琴乃も出演。「ゴジラのテーマ」に合わせて、キャスト陣を紹介するスペシャルムービーも到着した。コメント尾上松也前作に引き続き参加させていただき、ゴジラとコングの絆がより高まっていく様を観ながらアフレコをさせていただくのはとてもワクワクしました。前作よりもバーニーの活躍シーンが増えていたのも嬉しかったです。本編を観させていただき、映像の美しさや迫力が凄まじく、ゴジラとコングのバディ映画にもなっていますので、2大キャラクターが手を携えていく姿には感動しました。ここまでしっかりとモンスター同士が手を組んでいる映画もないのではないかという気もしましたし、とても新鮮な体験でもありました。「モンスター・ヴァース」シリーズは日本のゴジラとはまた違うスケールの描き方であり、展開の奇抜さや面白さがあって、シリーズ4作目ですが今後もまだまだ色々な展開が望めると思います。自信をもっておすすめできる作品になっております。宮野真守劇場アニメのゴジラで声優をさせていただいたのですが、吹替という形でもゴジラに携わることができて嬉しかったです。どういうアプローチが出来るのかドキドキしていたのですが、トラッパーが陽気なお医者さんだったので、彼の空気感に乗っかりつつも、明るいだけじゃなく芯の通った人だというところを出せたのではないかと思います。子どもの頃からゴジラが大好きでしたが、今回の「モンスター・ヴァース」シリーズは、また違う表現のゴジラで驚きました。ゴジラやコングたちが活発に動きまわる今作の世界観やアクションには感動しましたね。いま世界中でゴジラが盛り上がっています。子どもの頃からずっとカッコいいと思っていたゴジラが、世界中の人たちの心を掴んでいるということ、そしてそんなゴジラに携わることが出来て、とても光栄に思っています。鈴木もぐら最初にオファーが来たときは、パチンコのゴジラの方かなと思っていました。(笑) まさか本当の映画の方だとは思わなかったので、本当にビックリしましたね。映像を観て、ゴジラとコングの初登場シーンは圧巻でした。ゴジラシリーズはどの映画も一発目に出てくる瞬間のインパクトが強いと思いますが、今作も凄かったです。アフレコでは「俺はリーダーなんだ!」っていう偉そうな感じを出して欲しいと言われまして、今まで人の上に立ったことが無いので、それが難しかったです。褒めていただけるんでしたら今後も声優のお仕事を是非やりたいです。褒めてさえいただければ!この度はゴジラ70周年、そして「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年、おめでとうございます。30年後のアニバーサリーの時に私が元気だったら、ゴジラ100周年をお祝いして全財産をゴジラに寄付しようと思います。真矢ミキゴジラとコング、凄い並びですよね。こんなスター同士が共演するんですね。私の演じるシーンは緊迫の場面の連続でした。声優さんをリスペクトしてるので、そんな方々の中に入って演じるのは恐れ多かったですが、オファーを戴けたのは純粋に嬉しかったです。小さい頃に兄と一緒によく遊んでいた「ゴジラの世界」にたっぷり浸かりました。アフレコが終わった後、「今、世界は大丈夫だろうか、怪獣たちに壊されていないだろうか」と錯覚するくらいの臨場感がありました。生まれた時からゴジラがある時代に生まれて、私はすごい豊かだと感じでいます。ゴジラに守られている感じがしますし、勇気をもらえる。そして、ただただ難しいモラルだけじゃなく、何か忘れかけてるものを教えてくれているような気がします。ゴジラ70周年、おめでとうございます!『ゴジラxコング 新たなる帝国』は4月26日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラxコング 新たなる帝国 2024年4月26日より全国にて公開© 2024 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2024年04月04日『悪人』『怒り』などの吉田修一による同名小説を映画化した『愛に乱暴』が8月より全国公開されることが決定した。夫の真守と共に、真守の実家の敷地内に建つ離れで暮らす桃子は、義母から受ける微量のストレスや、夫の無関心を振り払うように、石鹸教室の講師や、センスのある装い、手の込んだ献立などいわゆる「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、失踪した愛猫、匿名の人物が綴る不気味な不倫アカウント、そして夫からの青天の霹靂の申し出など、桃子の平穏な日常は少しずつ乱れ始める…。原作は、数々の権威ある文学賞を受賞し「悪人」「さよなら渓谷」「怒り」など多くのベストセラーが映画化されてきた吉田修一の同名小説。人間の複雑な感情とその裏に隠された本質を鋭く炙り出してきた著者が、愛のいびつな衝動と暴走を力強い筆致で描く。「愛に乱暴」©2013 吉田修一/新潮社監督・共同脚本を務めるのは、CMディレクターとして国内外の広告賞を席巻後、初の映画長編作『おじいちゃん、死んじゃったって。』(17)で第39回ヨコハマ映画祭森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞、『さんかく窓の外側は夜』(21)を手掛けた森ガキ侑大。「この原作を読んだ時に『今』映画化する意味があると強く感じた」と語る森ガキ監督は、物語に隠されたある仕掛けから、映像化は難しいと思われた原作小説を繊細にアレンジ、フィルムを使って主人公の背後に吸い付くようなカメラワークで撮影、息もつかせぬ緊迫感に包まれた見事なサスペンス映画に仕上げた。主人公の初瀬桃子を演じるのは、唯一無二の存在感とユニークで高い演技力で多数の作品に出演する江口のりこ。手に入れたはずだった平穏な日常が少しずつ不穏な空気を帯び乱れていく桃子を振り切った演技で魅せる。原作ファンだと語る江口さんは「(原作小説が)面白過ぎて、映画化するハードルの高さにモヤモヤしていました。しかし撮影現場で、監督の映画作りの情熱や、共演者の方々のお芝居に引っ張られ、森ガキ組の映画としての『愛に乱暴』を作ればいい!と吹っ切れ、真夏の暑さと共に夢中で撮影しました」と本作にかける想いを語っている。共演は、桃子を空気のように扱う夫・真守役に小泉孝太郎。いままでの“陽”や“清潔”といったパブリックイメージとは真逆の、翳りのあるアプローチを見せる。「実は僕が乱暴な男なのか、奥さんの桃子が乱暴な女性なのか、観て下さった皆さんが『愛に乱暴』というタイトルの意味をどうとらえるのかとても興味があります」とコメント。また夫に先立たれ息子への関心が高まる真守の母・照子役には「脚本と出会い、読むとサスペンスチックに心掻き立てられる脚本で、どんな映像になるのかが、私が唆(そそ)られた部分でした」と語る風吹ジュン。真守の不倫相手・奈央役には女優として確実にキャリアを積んでいる馬場ふみかが扮し、「今まで味わったことのない鋭い緊張感で指先が悴(かじか)み、撮影が終わった瞬間に肩の力が一気に抜ける感覚を覚えています」と撮影をふり返っている。愛のエゴと献身、孤独と欲望の果ての暴走を描くヒューマンサスペンスに実力派キャストが集結。原作者の吉田氏は、撮影現場を訪れたことを「夏の長い宵の中、誰もが美しかった。今この場所で一つの奇跡が生まれようとしているのが分かった」とコメントしている。江口のりこ(初瀬桃子役)コメント原作である吉田修一さんの小説「愛に乱暴」が面白すぎて、映画化するハードルの高さにモヤモヤしていました。しかし撮影現場で、監督の映画作りの情熱や、共演者の方々のお芝居に引っ張られ、森ガキ組の映画としての「愛に乱暴」を作ればいい!と吹っ切れ、真夏の暑さと共に夢中で撮影しました。今回演じた桃子というキャラクターは、映画の中で迷い、暴走し、自分の居場所を見つけようとする女性です。みなさま、是非劇場でご覧になって下さい。小泉孝太郎(初瀬真守役)コメント森ガキ監督とは撮影前に役柄について細かく話す機会をいただき、そこで色々話せたので、真守の独特なキャラクターを固めることが出来たことに感謝しています。真守は何を考え、どんな感情で今いるのか、非常に分かりづらい男だと思います。炎天下での撮影でしたが、そういうとこでも暑いのか暑くないのか、そういう人間の見えやすい感情さえも隠れてしまうような独特な男です。個人的には江口さんと炎天下のなかでもたくさんの雑談が出来て、役では一切笑わないのに、雑談ではずっと笑っていたような記憶があります。たくさんコミュニケーションを取って下さった江口さんには感謝です。この映画では僕は非常におとなしい男ですが、実は僕が乱暴な男なのか、奥さんの桃子が乱暴な女性なのか、それともごくごく普通の当たり前の感情を持っている夫婦なのか、観て下さった皆さんが「愛に乱暴」というタイトルの意味をどうとらえるのかとても興味があります。風吹ジュン(初瀬照子役)コメント『愛に乱暴』の脚本と出会い、読むとサスペンスチックに心掻き立てられる脚本で、どんな映像になるのかが、私が唆(そそ)られた部分でした。心理描写が重要で、役者としてのキャラ作りの課題が大きく面白そうで私には断る理由はなく、主演が江口のりこさんと聞いて、二つ返事でした。撮影中は、森ガキ監督が映画に対して“ガキ”そのもの(笑)で、遊び心を忘れず初めから最後まで本当に楽しそうでいらして。演じた照子は、普通によく居そうな息子愛の強い母親だと思いますが、江口さん演じる桃子からの捉え方で嫌な人物に見えていれば私としては成功かなと思ってます。『愛に乱暴』は観る方其々の楽しみ方が有る作品だと思いますので、ご覧になる方の感性に期待しております。馬場ふみか(三宅奈央役)コメント森ガキ監督は1シーンごとに役者と言葉を交わし丁寧に映画をつくっていく姿がとても印象的で、そんな作品に携われたことが、とても幸せだなと感じる撮影でした。三宅奈央を演じる日々は、暑い夏の撮影でしたが役柄も相まって今まで味わったことのない鋭い緊張感で指先が悴(かじか)み、撮影が終わった瞬間に肩の力が一気に抜ける感覚を覚えています。ぜひ、劇場で体感していただけると嬉しいです。森ガキ侑大(監督)コメントこの原作を読んだ時に「今」映画化する意味があると強く感じました。現代は生産性ばかりを求めている社会が存在していて、世の中の隅に追いやられ孤立している人がいる気がしていました。主人公の桃子は社会の中で葛藤を抱き、もがきながら一生懸命に生きています。桃子の姿は時にユーモラスで、時に刺激的で読んでいる自分の心を動かしました。原作者である吉田修一さんとお会いし、映画化を許可して頂いた時の喜びとプレッシャーは今でも心の奥に残り続けています。この素晴らしい原作を繊細に、そして大胆に演出しました。灼熱の太陽の下、江口さんを始めとする素晴らしい役者陣とスタッフが一緒に死にもの狂いでフィルムに焼き付けた本作には奇跡の連続が宿っています。スタッフ全員で紡いだこの映画が多くの方に届くと強く信じています。吉田修一(原作者)コメント記録的猛暑となった昨年の夏の盛り、神奈川県郊外の撮影現場を訪ねた。これまで何度となくこういった現場には足を運んできたが、こんなにも雰囲気の良い現場は初めてだった。汗まみれのスタッフも熱演するキャストも撮影に協力してくれているご近所の方々も、夏の長い宵の中、誰もが美しかった。今この場所で一つの奇跡が生まれようとしているのが分かった。森ガキ監督の情熱に、江口のりこという俳優の肉体に、スタッフの方々の汗に、この土地が味方してくれているのがはっきりと伝わってきた。一人でも多くの方にこの映画を観ていただきたいと切に願っております。『愛に乱暴』は8月、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月21日『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』の公開を記念したトークイベントが12月2日、東京・グランドシネマサンシャイン池袋で行われ、同作の総監督を務める神山健治、過去に『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』『イノセンス』を手がけた押井守監督が登壇した。2022年5月からNetflixで配信されたフル3DCGアニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2(全12話)に新たなシーンを追加して再構成した劇場版。前作『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』に続き、神山健治と荒牧伸志(『APPLESEED アップルシード』)が総監督、『新聞記者』『余命10年』などの実写映画で知られる藤井道人が監督を担当した。左より)押井守、神山健治(総監督)世界規模の経済災害とAIの爆発的な進化により、計画的かつ持続可能な戦争へと突入した2045年を舞台に、全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる公安9課は、突如として出現した新人類「ポスト・ヒューマン」の電脳犯罪を阻止するべく奔走する。神山監督は「世界情勢も大きく変わった。2045シリーズが描こうと思ったことがどんどんパスされるほど、時の早さを感じますね」と制作過程で急激に進んだ時代の変化と、作品の関係性を語った。その言葉に対し、押井監督は「神山、まだやっているんだと。『攻殻』をって意味じゃなくて、時代というテーマを果敢に追いかけているということに尽きる。よく戦っている」と激賞し、「昔は時代に抜きつ抜かれつだったけど、今は時代がどんどん先行するから、時代をテーマにするのは難しくなってきた。(自身は)『パトレイバー』で時代に関わろうとした時期はあったが、なかなかできない」と話していた。本作の重要な設定であるダブルシンク(二重思考)について、押井監督は「(自身の作家性として)虚構と現実と散々言われてきたけど、そういうことではなく、映画を作る上での方便。それ自体が映画になるわけではない」と説明し、「虚構なしで生きている人間はいないし、人間は年を取ると、現実と自分の落としどころが見えてくる。最終的には人間の現実を語りたい」と目指す道を示した。士郎正宗氏の原作コミックを起源とした「攻殻機動隊」シリーズが、長年愛される理由に話題が及ぶと、押井監督は「散々、聞かれたけど、分からないね」。当初はインターネット、現在ではAIに対する畏怖や恐怖が織り込まれているが、「新しい技術や未来像は願望で語られるが、実際には違うところで進化する」だといい、「恐怖は願望の裏返し。その願望を下敷きに、映画を作り出すのが僕らの仕事で、予言するために映画を作っているわけではない」と語った。取材・文・撮影=内田涼<作品情報>『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』公開中 ※3週間限定公式サイト:士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
2023年12月03日声優の宮野真守が15日、東京都練馬区のとしまえん跡地に16日にオープンする「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」で行われたオープニング前夜祭 レッドカーペットイベントに出席した。一般の『ハリー・ポッター』ファン300人も駆け付けた同イベント。『ハリー・ポッター』シリーズのパーシー・ウィーズリー役と『ファンタスティック・ビースト』シリーズの主人公ニュート・スキャマンダー役の吹き替えを務めた宮野は、「マモ~!」と名前を呼ぶ声などに笑顔を見せながらレッドカーペットを歩いた。『ハリー・ポッター』シリーズに出演したトム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ役)、イヴァナ・リンチ(ルーナ・ラブグッド役)、マシュー・ディビット・ルイス(ネビル・ロングボトム役)も来日し、イベントに登場。宮野は3人とともにステージに登壇し、「貴重な体験だと思うので楽しみたい」と笑顔を見せた。また、宮野は「僕18歳のときにパーシー・ウィーズリーの声をやらせていただいたので、(大人になったキャストを見て)大きくなったな~と思って」と話して笑わせ、トムから「(パーシーの)声を聞かせて」とリクエストされると、「階段には気をつけて、じっとしてないから」という劇中のセリフを披露。トムらは喜び、マシューは「素晴らしい」と称えた。そして宮野は、同施設について「日本にしかないシチュエーションの場所があるので存分に楽しんでほしい」と魅力を伝え、「日本の皆さんにもこのスタジオツアーが素敵な宝物になるように盛り上げていきたい」と力を込めた。アジア初の「ワーナー ブラザース スタジオツアー」となる同施設は、映画『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズの制作の裏側を体験できるウォークスルー型エンターテインメント施設。実際に映画に携わったイギリスのクリエイターたちがオリジナルの手法と技術で制作した数々のセットや小道具、衣装を楽しみながら、『ハリー・ポッター』の世界に入り込んだかのような体験ができる。ハリー・ポッターの屋内型施設として世界最大の規模となる。イベントには、大島麻衣、太田光代、小田井涼平&LiLiCo夫妻、尾上松也、霜降り明星 ・せいや、関根麻里、DAIGO、高橋愛、NiziU・ニナ、堀田茜、本並健治&丸山桂里奈夫妻、美山加恋、吉田鋼太郎らも出席した。
2023年06月15日声優の宮野真守が9日、都内で行われた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』公開記念舞台挨拶に登壇した。本作はイルミネーションと任天堂が共同で制作した「スーパーマリオ」のアニメーション映画。ニューヨークの配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージが、魔法に満ちた世界に迷い込み、絆の力で世界の危機に立ち向かう。この日の舞台挨拶では日本語版吹替声優陣が集結し、マリオ役の宮野真守、ルイージ役の畠中祐、ピーチ姫役の志田有彩、クッパ役の三宅健太、キノピオ役の関智一、ドンキーコング役の武田幸史が登壇した。それぞれ演じたキャラクターのフレーズを披露。宮野は「イッツミーマリオ!」と笑顔で挨拶し、「なんとマリオ役をやらせていただきました。こんなことが自分に起こるかと思って光栄に思っています」と喜びを語った。本作の興行成績は全世界で1500億円突破、4月28日に公開を迎えた日本でもすでに65億円突破の大ヒットを記録している。宮野は「世界でのヒットも耳にしていたので日本での反応はどうかなと気になっていたところではあったんですけど、日本の皆様もたくさんたくさん見てくださったということで本当にうれしく思っています」と喜んだ。舞台挨拶には、本作のアンバサダーを務める西野七瀬も出席。大ヒットに「すさまじいですよね。そんな映画に携わらせていただいてすごくうれしいです」と声を弾ませた。
2023年05月09日取材部屋に入ってきた瞬間から、溢れる“マリオ愛”が止まらない。映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の日本語吹き替えを担当した宮野真守(マリオ役)と畠中祐(ルイージ役)の軽妙な掛け合いから、いかにそれぞれのキャラクターを愛しているかが伝わってくる。2023年4月28日に封切り予定の本作について、宮野と畠中はどんな思いでマリオとルイージに命を吹き込んだのだろうか。マリオ・ルイージ役は「想像もしなかった」伝説的人気を誇る任天堂のゲーム「スーパーマリオシリーズ」。国内外を問わず知らない人はいないだろう。配管工として働く兄弟マリオ&ルイージの存在は、多くの人の心に残っている。そんな、ある意味“大きすぎる”キャラクター・マリオを演じた宮野は、どんな思いで臨んだのか。「僕自身マリオが大好きで、子どもの頃からゲームをやってきました。だから『“僕、マリオやりました”って言えるんだ!』って思えて、じわじわと喜びがわいてきて(笑)。あらためて、声優ってすごいなあと思いましたよ。だって、マリオになる人生なんて想像もしなかったですから」マリオの弟であるルイージを演じた畠中は「ガンダム、ウルトラマン、そしてマリオですもんね。声優界で一番すごいと思いますよ!」と受けながら「でも、僕も同じ気持ちです」と続ける。「子どもの頃からずっと見てきたルイージですから、演じられてとても嬉しいですし、光栄でしかないです。あのルイージから僕の声がするなんて、思いもしないじゃないですか。宮野さんと同じで、後から嬉しさがわいてきましたね」「わかるわあ、信じられないよね!」と宮野が言う様子からも、二人にとってマリオとルイージの声を演じるのは、これ以上ない機会だったことが伝わってくる。一度話したら止まらない“マリオ愛”映画にちなみ「スーパーマリオシリーズはプレイしたことがありますか?」と問うと、溢れるマリオ愛が爆発した。とくに宮野のマリオに対する思い入れには、これ以上ない熱量が感じられる。「『スーパーマリオブラザーズ』から、相当やり込みましたよ! 当時はセーブ機能がなかったので、なかなかクリアができなかったんですよね。だから、全部の面まで行けた記憶がないです。でも、ワープゾーンっていうのがあって、そこを通れば最後の面まで行けるんですよ!」セーブ機能がないという事実は、現代から考えると衝撃的かもしれない。ゲームのなかで一度でもミスをしたら終わり、最初からやり直しなのだ。「子どもながらに、そのヒリヒリ感を味わうわけですよ。楽しかったなあ〜!」と語る宮野は、まさに童心にかえって当時のことを懐かしんでいる。「さすが宮野さん、詳しいですね! 僕は、父親からスーパーファミコンの『スーパーマリオワールド』をもらってプレイしていました。あとは、64(NINTENDO64)を持っている友人の家に遊びに行って、ひたすら『マリオカート』をやっていましたね。当時は小学生でしたけど、白熱してくると結構バチバチにやり合って」畠中からも当時の“マリオにまつわる思い出”が飛び出すと、「喧嘩になっちゃうよね! 僕も兄からたびたび『もう真守とはやらない!』って言われてたよ、喧嘩になるから(笑)」と宮野。マリオに対する愛と思い入れが強すぎるあまり、時には友人や兄弟とぶつかり合ってしまうエピソードは、もしかしたら世代を問わず普遍のものかもしれない。宮野は中学生当時、周囲の誰も持っていなかった「マリオカートのカードゲーム」までやり込んでいたという。「UNOみたいなカードゲームで、4人までプレイできるの。知らないでしょ!」と一度話したら止まらないマリオトークに、畠中も「聞いたことない! レアですね〜!」と盛り上がっていた。それぞれの個性が乗ったマリオとルイージの魅力宮野が演じるマリオ、そして畠中が演じるルイージの魅力とは。共演歴のある二人に、あらためてそれぞれの演技について問う。「宮野さんの良さ、個性を残したままマリオを演じるって、すごいことだと思うんです。もちろん、元のマリオの声に近づけていくことも大切。だけど、マリオの良さに宮野さんの個性がしっかり乗っかっているのが、二人で掛け合いをしているときに身近で感じられて……衝撃でしたね。そのおかげで、僕も楽しくルイージを演じられました」ゲームのなかで親しんでいたマリオとルイージが、映画では“ブルックリンで配管工として働く青年たち”として描かれる。まだ若く、なかなか上手くいかない仕事や、この先の生きる道にも悩むリアルなマリオとルイージ。「自分の思うマリオ像も大事にしながら演じました」と宮野は語る。「畠中くんが演じるルイージって、どんな人にも自然に可愛らしく受け取ってもらえると思うんです。彼自身はルイージ役に決まったことに驚いていたけど、畠中くんの人懐っこい性質って、ルイージによく合っている。守りたい、助けたいと思えるルイージの存在が、この映画ではすごく大事。畠中くんが演じるルイージの声を聞きながら、僕自身も『絶対にこのルイージを助けるんだ!』って気持ちで収録に臨めました」少し照れながらも、それぞれの演技の良さを的確に言葉にする宮野と畠中。その実直な語り口には、互いへの信頼と、作品に向き合う真摯な姿勢が感じられた。童心にかえる、全世代がワクワクする映画多くの人がプレイしてきたであろう、世界的人気を誇るスーパーマリオシリーズの映画化。公開を待つ人々に向け、外せないポイントをアピールしてもらう。畠中から飛び出したキーワードは「ひらけている」だった。「マリオって、どんな世代や国の人にもひらけているなと感じます。誰がどう見たって楽しめる映画になっている、それってすごいこと。僕自身もワクワクするし、このワクワク感こそがマリオの魅力だと思います。ぜひ劇場で体験してほしいです」それを受けた宮野も「童心にかえる」というキーワードで、熱く締めてくれた。「やっぱりマリオって、みんなのマリオですよね。この映画を観たら、それぞれの記憶にあるマリオが蘇ってくると思います。マリオカート、タヌキマリオ、ネコマリオ、チビマリオ、そしてファイアフラワー! 童心をくすぐってくれるエンタメ要素が非常に強いんです。マリオって近くにいたんだな、寄り添ってくれていたんだなと実感できる映画になっていると思います」取材・文:北村有撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントおふたりのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』4月28日(金) 全国ロードショー(C)2023Nintendo and Universal Studios
2023年04月17日約50本のアニメーション映画が一堂に会する、『第1回新潟国際アニメーション映画祭』のオープニングセレモニーが、3月17日新潟市の古町ルフル広場にて行われ、フェスティバルディレクターの井上伸一郎、国際審査員のジンコ・ゴトウ、デヴィッド・ジェステッド、審査委員⻑の押井守監督が登壇した。押井監督は「今回の最大の特徴は、世界的にも珍しい⻑編アニメーションに特化したコンペティションであることです。世界中から(コンペに)10本の作品が集まりました。アニメーションとひとことで言っても、僕やみなさんがご存知の日本のアニメーションがアニメーションの代表ではなく、アニメーションという形式にはいろんな可能性があると思います。10本が10本ともすべて絵柄も違えばスタイルも違う。アニメーションというのは非常に裾野が広い表現であることをぜひ自分の目で確かめていただきたいと思っています。10本の中から、今日的な意味がある新しい形式の作品を僕は選びたいと思います。この3人で慎重に審査いたします」と審査委員⻑としての抱負を語った。押井守監督また、第二次大戦後の日本のアニメーション文化の立上げに大きな役割を果たした、新潟出身の大川博と蕗谷虹児、二人の名を冠した「大川=蕗谷賞」の授賞式も行われ、『犬王』総作画監督の⻲田祥倫、中野悟史、『漁港の肉子ちゃん』 美術監督の木村真二、『THE FIRST SLAM DUNK』の東映アニメーション / ダンデライオンアニメーションスタジオ、『劇場版 呪術廻戦0』アニメーション制作スタジオのMAPPAらに、大川博の孫にあたる大川裕よりトロフィーが授与された。(※『劇場版「⻤滅の刃」無限列車編』の撮影監督・寺尾優一はビデオメッセージで参加。受賞作は、大川=蕗谷賞受賞の記念上映として、3月18日から21日までT・ジョイ新潟万代で、連日18時から日替わりで全作品上映される。※『THE FIRST SLAM DUNK』は、通常興行となります。)「大川=蕗谷賞」授賞式より授賞式に続き、日本・中国・ニュージーランド、3カ国を代表する5人の監督による4つのエピソードからなる『太素』のうち、日本で制作された2本、渡辺信一郎監督による『A Girl meets A Boy and A Robot』と森田修平監督『弦の舞』をアジアプレミアとして上映し、上映後に両監督によるトークを行った。海外でも人気の高い『東京喰種トーキョーグール』について“グローバルを意識しているか?”とMCに問われた森田監督は、「特に意識とかはしていなくて、ただ、昔から海外でよく評価されている先輩方の映像を見たときに、何かが違うぞと、間の取り方やレイアウトの取り方を見ていて。自分もテレビアニメーションをやる以上そういうのをぶっ込みたいなっていうのはあるので、それが自然な流れであって、海外だからウケようとかそういうのは無いです。『AKIRA』を見て映像を目指してきたので、そこは滲み出たというか、教育ですね。教育の賜物なんでしょうね」と語った。また、渡辺監督も「僕も『AKIRA』には多大な影響を受けたんで、『AKIRA』の影響っていうのはアニメを作っているスタッフの中で大きいんじゃないかなと思ってます。レトロスペクティブにうまく繋げたでしょ」と大友克洋特集上映に繋げて会場の笑いを誘った。アニメーション映画祭について、森田監督は「自分が本当に影響を受けてきた方々がたくさん参加されていて、なかなか見る機会がないので、ぜひみなさんにも見て楽しんでいただけたらなと思います」。渡辺監督は「実写映画の世界だと、たくさん映画祭があって監督・スタッフ同士の交流がよくあると思うんですけど、アニメの世界はあまりないんです。例えば他の監督と会ったりすることもあまりないので、こういう機会に今後は交流が進むと良いんじゃないかなと思ったりしています。映画祭が続いていくことで、アニメーションの作り手に興味を持つ人が増えて、「ちょっと今年も新潟行くか」みたいな風になっていくと良いんじゃないかな。音楽には、毎年フェスがあるけど、誰が出るかじゃなくて、フェス自体が信頼を得ている所は、出演者が発表になる前に売り切れちゃうんですよね。間違いないみたいな。(映画祭も)徐々にそういう風になっていけると良いんじゃないかなと。毎年新潟はいい人来るぞ、という感じになっていくと良いんじゃないかなと思います」とエールを送った。<イベント情報>『第1回新潟国際アニメーション映画祭』2023年3月17日(金)~22日(水)上映会場:新潟市民プラザ、T・ジョイ新潟万代、シネ・ウインド、クロスパル新潟イベント会場:新潟日報メディアシップ、古町ルフル広場、開志専門職大学、新潟大学駅南キャンパスときめいと公式サイト:
2023年03月20日2023年2月9日(木) 新宿ピカデリーにて、世界初のOVA『ダロス』の新規HDマスターによる40周年記念上映と豪華ゲストによるトークショーが開催された。本上映会は、バンダイナムコフィルムワークスの映像レーベル「EMOTION」の40周年記念企画「EMOTION 40th Anniversary Program」の一環として行われたもので、本編上映後のトークショーには脚本・監督の押井守、スペシャルゲストとしてゲームクリエイターの小島秀夫が登壇。かねてより親交のある二人が、『ダロス』の制作秘話やOVAメディアなどについて語り合い、終始温かな笑いに包まれたトークショーとなった。本編上映後、押井監督と小島監督が大きな拍手で場内に迎えられ、世界的なクリエイター同士による豪華トークショーがスタート。小島監督は「レボリューション(革命)ではなくて、サボタージュ(労働争議)を描いていることに意味がある。薬莢が落ちる場面、マグチェンジ、弾丸を綺麗に拭いているところなどに押井監督らしさを感じました」とファンとしての鋭い目線で作品の感想を述べた。押井監督は「昼前にはスタジオに入って『うる星やつら』のTVシリーズ、夕方から夜まで『ダロス』、別のスタジオに行って深夜から朝まで『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(以下『ビューティフル・ドリーマー』)をやっていて」と人生で一番忙しかったという当時を振り返った。押井監督が師匠と仰ぐ鳥海永行監督との共同監督体制について、押井監督は「半分ずつ話数を担当することになって、自分の持ち話数に関しては脚本も絵コンテも演出も全部担当した。お互いの担当話数がどうなっているか全く知らずにコンテを切ったから、初めて相手の作品を観た時にそういう話だったのかと驚いた」と語り、本作の特殊な制作体制を明らかにした。さらに、押井監督は参考作として、ジョン・W・キャンベルJr.のSF小説『月は地獄だ!』、ジッロ・ポンテコルヴォ監督の映画『アルジェの戦い』を挙げ、月面の階級闘争のイメージを語った。その話を受けて、小島監督は「ああいう話は反転して、新しい政府を作って終わるんですけど、『ダロス』では第1世代は結局戻って働くじゃないですか。革命が起きないことにビックリしました」と作品の本質に迫る感想を述べた。40年経ってこんなイベントができるのは作り手として幸せなことそして、「(作中に登場する)“ダロス”って何だったんでしょうか?」と劇場のファンも気になっていた質問に突然切り込む小島監督。「それを言われると辛い(笑)」と返しつつ、「当初は(構想されていたシリーズの)真ん中の美味しい4話だけを作って、作品として成功したら、第1世代から続く大河ドラマとして月面を舞台にした独立闘争を描こうと思っていた」と押井監督。また、本作が世界初となったOVAについて「テレビではできないクオリティと尖がった企画をやろうと考えていて。当時こういうものにお金を使うのは若いお兄ちゃんだから、メカと戦闘シーン、格好良いキャラと可愛い女の子を出そうと最初に議論した」と、当時の事情を明かした。さらに押井監督の口から「ダロスは地球からは見えない月の裏側にあって、外宇宙に顔が向いている。オズマ計画のように、ここに人類がいるぞと外宇宙に向けてメッセージを送るために、第1世代の開拓者たちが作った」と語られ、謎に包まれていた設定が明らかになった。そこから世代間のギャップや『機動戦士ガンダム』のニュータイプとの類似性などに話は広がり、「『アルジェの戦い』の話を聞いて納得しましたけど、それを独立戦争ではなく労働争議にするのが凄いですよね」と小島監督が指摘すると、「月面の独立戦争を謳ってはいるんだけど、真っ向から宇宙空間での戦いを描いてしまうとそれこそ『ガンダム』になってしまうので、植民都市の内部で都市ゲリラが暴れる形に捻った」と答える押井監督。その後も、家族というテーマを好む鳥海監督のことや、当時のパッケージの価格など、時折笑いを交えながら、次々と繰り広げられる二人の深いトークに会場のファンも益々魅了されていった。話はいつの間にか押井監督作品の『トワイライトQ 迷宮物件 FILE538』(以下『迷宮物件』)について広がり、小島監督は「『迷宮物件』のおかげで押井監督作品を知ることができましたから。こんなアニメがあっていいのかと、レンタルを3回くらい借りました」と作品から受けた衝撃を言葉にした。そして、再び話は『ダロス』に戻り、なかなか理解してもらえない細かな銃器描写へのこだわり、押井監督は特に大量の薬莢が階段を落ちていくシーンについて解説し、執念のカットが生まれた背景が明らかになった。その後もOVAが日本のアニメを海外に広めた1つの要因になったこと、アニメの視聴者層を広げたことなど、二人の多層な視点でその功績を分析しながら、押井監督は「『ビューティフル・ドリーマー』であれだけのことをやってもお客さんが減らなかったから、何をやってもいいんだと思い込んで『天使のたまご』を作ったら全然売れなくて(笑)。3年後にまた懲りずに『迷宮物件』をやって、今度はさすがにもうダメかと思ったけど、監督生命の首を繋げたのはOVAの『機動警察パトレイバー』だった」とキャリアを振り返り、OVAと自身の関係についても語った。マニアックかつ貴重な話題が幾つも飛び出したトークショーも終わりが近付き、最後は会場のファンへのメッセージで締める。「押井さんが40年経ってこんなイベントができるのは作り手として幸せなことだと思います。僕も楽しみました」と小島監督。続いて押井監督は「私も若くてイケイケだったので、後先考えずにやりたいことをやって、その良さも悪さも全部形として残っている作品だと思います。本来はここに一緒に立つべき師匠が亡くなってしまっていることが残念ですが、私も師匠が亡くなった歳を越えてしまった。まだ自分より上で頑張っている監督が3人くらいいるので、あと10年は何とか生き延びて頑張ろうかな(笑)」と話した。最後は「今度は『迷宮物件』40周年やりましょう!」と言う小島監督に対して、「(それより)『御先祖様万々歳!』40周年で(笑)」と押井監督が返し、次回のイベントへの期待をのぞかせつつ、『ダロス』40周年イベントは幕を閉じた。<イベント情報>EMOTION 40th Anniversary Program『ダロス』40周年記念上映&トークショー2023年2月9日(木) 新宿ピカデリー(シアター3)登壇者:押井守(脚本・監督)、小島秀夫(特別ゲスト/ゲームクリエイター)<リリース情報>『ダロス』[EMOTION 40th Anniversary Edition]『ダロス』[EMOTION 40th Anniversary Edition]ジャケット2023年3月24日(金) リリース【収録内容】第1部 リメンバー・バーソロミュー第2部 ダロス破壊指令!第3部 望郷の海に起つ ACT.I第3部 望郷の海に起つ ACT.II【映像特典】■企画プレゼン資料(4分/1985年)再編集版『ダロススペシャル』映像特典として発表された幻のパイロット映像(イメージボード集)※既発売DVD収録映像をHDアップコンバート収録■ドキュメントムービー『リメンバー・ダロス1983-2003』(39分/2004年)出演:押井守、布川ゆうじ、斯波重治、渡辺繁、鳥海永行押井守監督のインタビューを軸に、鳥海永行との師弟関係やOVAという新しいメディアが生まれた経緯を検証する貴重な証言集 ※既発売DVD収録映像をHDアップコンバート収録■EMOTION歴代ムービングロゴ集(2分)1983年から続くEMOTIONレーベル歴代のムービングロゴ4種を収録■デジタルアーカイブ(静止画)シリーズ完結記念に制作された幻の完結記念版パンフレット(1984年)/既発売DVD封入特典ブックレット(2004年)をアーカイブ収録【法人共通特典】貼って剥がせる特製ステッカー(約5cm×5cm)■対象法人A-on STORE(バンダイナムコフィルムワークス 公式ショップ)A-on STORE プレミアムバンダイ支店赤い熊さん全国アニメイト(アニメイト通販含む)Amazon.co.jpあみあみオンラインショップHMV,HMV&BOOKS onlineエムズエクスポ盛岡店紀伊國屋書店(一部店舗除く)玉光堂/バンダレコード/ライオン堂(オンライン除く)ぐるぐる王国ゲーマーズ全店(オンラインショップ含む)コーチャンフォー(一部店舗除く)Joshinディスクピア(Joshin webショップ含む)セブンネットショッピングソフマップ・アニメガ(一部店舗除く)タワーレコード(一部店舗除く)TSUTAYA RECORDS(一部店舗除く)TSUTAYAオンライン(予約のみ)Neowingハピネットオンラインビックカメラ(一部店舗除く)ヤマダデンキ(一部店舗除く)ヨドバシカメラ楽天ブックスWonderGOO/新星堂(一部店舗除く)法人特典:貼って剥がせる特製ステッカー イメージ【スタッフ】原作・脚本:鳥海永行脚本・監督:押井 守【キャスト】シュン・ノノムラ:佐々木秀樹アレックス・ライガー:池田秀一レイチェル:鵜飼るみ子メリンダ・ハースト:榊原良子ドグ・マッコイ:玄田哲章タイゾー・ノノムラ:鈴木瑞穂ナレーター:中田浩二【ストーリー】21世紀末。地球は人口増加、資源枯渇などの諸問題を月面開拓計画の実施によって一挙に解決した。月から送られてくる鉱物資源は地球を甦らせ、人々に繁栄を約束したのである。しかし、その裏には月面開拓民ルナリアンたちの犠牲があった。地球の管理政権により、開拓民たちの自由が剥奪されて半世紀。今、若きルナリアンたちが真の自由を求めて、革命の狼煙を上げる――。
2023年02月20日WOWOWオリジナルアニメ「火狩りの王」よりメインビジュアルが解禁。さらに第1話の一部シーンが公開された。日向理恵子による長編ファンタジー小説を、監督・西村純二と構成/脚本・押井守がタッグを組んでアニメ化した本作。“火”を失った人類最終戦争後の世界で、11歳の少女・灯子と15歳の少年・煌四が、多くの困難に直面しながらも懸命に生きていく姿を描く。この度解禁されたメインビジュアルでは、主人公・灯子と狩り犬・かなたが森で出会い、物語が大きく動き出すシーンが下部に描かれ、上部には、首都や工場地帯を背景に登場人物たちが立ち並んでいる。森と都市、2つの世界が交差するときなにが起こるのか。そして、空をつらぬく一途の光が意味するものとは?併せて、第1話の一部シーンが公開。灯子の村での暮らしやかなたとの出会い、そしてともに首都へと旅立つまでが映し出されている。WOWOW オリジナルアニメ「火狩りの王」は2023年1月14日より毎週土曜22時30分~WOWOWプライムで放送、WOWOWオンデマンドで配信スタート。(text:cinemacafe.net)
2022年12月08日映画『トップガン マーヴェリック』の大ヒット記念吹替キャスト舞台あいさつが4日、都内で行われ、森川智之、宮野真守、武内駿輔に出席した。アメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称"トップガン"に所属するエースパイロット候補生の挫折と栄光の日々を描き、空前の大ヒットを記録した『トップガン』(1986年)の続編となる本作。迫力のあるスカイ・アクションシーン、そして、教官となったマーヴェリック(トム・クルーズ)と若きパイロットたちの胸熱なドラマが繰り広げられる。日本では5月27日に初日を迎え、週末2日間(5月28~29日)で524,843人の動員、824,711,300円の興収を記録。コロナ禍以降の洋画ではダントツの数字を叩き出した。大ヒットを記念した本作のイベントに、マーヴェリック役の森川智之、ルースター役の宮野真守、ボブの日本語吹替を担当した武内駿輔が登壇。森川は「トムが36年温めていた作品で、その36年の思いが詰まっていると思います。皆さんが素晴らしいと言ってくれるのは当然なのかなと思います」とヒットの要因を分析した。宮野も「この映画が公開されてトムのインタビューが番組などで流れましたが、それを見る度にこだわりがとてつもなく凄すぎ、そこまで熱意を持って作品作りってなかなかできないこと。そんな作品にいられるのも幸せだし、実際にGを感じて身体を酷使した俳優陣の声を当てるのは申し訳ない感じでしたが、熱い思いを感じられました」と吹替ながらもトム・クルーズの熱意を感じたという。ボブ役で『トップガン』シリーズ初登場となった武内は「意外と気になるアイツというポジションで『ボブ良かったよ!』と共演した先輩の方々から評判の声があったので良かったです」と満足そうで、そんな武内に対して宮野が「こんなに良い声だけどとびきり若いんですよ」と24歳の若さを羨ましがると、武内は「(低い声音や迫力のある声で)損することの方が多いんですけどね」と苦笑いを浮かべていた。39歳を迎える宮野の誕生日(6月8日)が4日後ということで、イベントの後半ではサプライズでバースデーケーキを宮野に贈呈。「うわー! スゴっ! 全部食べて良いの? カッコいい!」と巨大なケーキに喜びを爆発させた宮野は「最近あまりこういうことに慣れてないのでビックリしました」と驚きを隠さず、「空を飛びたいと思います(笑)。声優界のマッハ10を目指して限界を超えて行きたいと思います」と新たな歳の抱負を。そんな宮野に森川は「声優界を引っ張っていってくださいね」とエールを送った。
2022年06月05日第1回新潟国際アニメーション映画祭が2023年3月に開催されることが決定した。5月23日、都内で行われた記者会見で発表され、審査委員長に就任した押井守をはじめ、フェスティバル・ディレクターの井上伸一郎(株式会社KADOKAWA上級顧問、元月刊「Newtype」編集長)、新潟国際アニメーション映画祭事務局長(東京)の真木太郎(株式会社ジェンコ代表)が出席。長編商業アニメーションにスポットを当てた、長編アニメーション映画のコンペティション部門をもつアジア最大の祭典の概要を語った。著名なマンガ家やアニメクリエーターを数多く輩出してきた新潟は、「にいがたアニメ・マンガフェスティバル」「にいがたマンガ大賞」といったイベントの開催や、新潟市マンガ・アニメ情報館、新潟市マンガの家を運営するなど、「マンガとアニメを活用した街づくり構想」を進めており、本映画祭の開催地に選ばれた。日本を代表するコンテンツである一方で、商業/アート、国内/海外、専門家/大衆などに分断されているアニメの文化と産業をつなぐ映画祭を目指す。対象は劇場版、配信、シリーズを含めた長編アニメで、長編部門コンペティションの他、アニメの進化に貢献した作品を紹介する「アニメーションの未来」、作家、ムーブメントを再評価する「レトロスペクティブ」、セミナーといった多彩なプログラムを予定している。新潟市中央区・新潟市民プラザ他を会場に、2023年3月17~22日に開催される予定で、約1万2000人の有料入場者数が想定されている。会見に出席した押井監督は、「今までもアニメーションのコンテストはたくさんあったが、多くはアート系のアニメーションがメインだった。今回の特徴は長編作品、エンターテインメント作品に特化しているところで、それが面白いと思った」と審査委員長を引き受けた理由を説明した。同時に、「人の作品を評価しない特殊な世界だったアニメ業界。僕から言わせれば悪しき伝統で、批評も評価もない。(映画祭に出品する)メリットがなければ、映画祭の開催は難しい」と指摘し、「海外では公開前の作品を見せるセミプレビューや、制作スタジオが互いに作品を見せ合うこともあるが、日本にはそれがないので、そういう先駆けになってほしい」と期待を寄せた。審査にあたっては「興行成績、監督の知名度といったものは無視して、情熱を感じられる作品を選ぼうと思っています。自分のポリシーで作品を選びたい」と断言。「アニメにはその周辺に声優さん、コスプレーヤー、フィギュア、ゲームなど、いろんな文化があるので、全体で盛り上がる楽しいお祭り、一般のアニメファンが集まるイベントになれば最高だと思います。業界の人間にとっても、交流の場になる」と可能性を熱弁していた。取材・文・写真=内田涼【第1回新潟国際アニメーション映画祭】英語表記:Niigata International Animation Film Festival主催:新潟国際アニメーション映画祭実行委員会後援:経済産業省、文化庁(後援申請予定)企画制作:有限会社ユーロスペース+株式会社ジェンコ特別協力:開志専門職大学/日本アニメ・マンガ専門学校会期:2023年3月17日(金)〜22日(水)毎年開催
2022年05月23日声優の宮野真守が13日、都内で実施された映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(全国公開中)の大ヒット御礼! 来日記念パーティーに主演のエディ・レッドメイン、共演のジェシカ・ウィリアムズとともに出席。劇中の“マンティコアダンス”をエディ本人と一緒に生披露し、会場を沸かせた。この日エディは、好きな魔法動物を尋ねられて「この新作で好きなのはマンティコアですね。赤ちゃんのときはかわいらしい、カニのようなものですが、大きくなると悪魔的になると。よく言われる、子供のときはかわいらしいけど、成長するとひどい大人になる……みたいな感じで楽しいです」とニッコリ。同シーンで披露した腰を振って踊るマンティコアダンスを振り返って「非常にシンプルなダンスなんですけど、とっても疲れる(笑)。監督が僕に何時間もやらせた。(ダンス中に)ランプを持っているんですけど、あれが重い。テイクが一通り終わると、マッサージする人が待機していて、マッサージしてもらってもう1回やりました」と明かした。「僕の兄(テセウス)を演じたカラム・ターナーに踊りを教えて、彼にも恥をかかせるのはすごく楽しかったです」とチャーミングに語った。日本語吹き替え版で、主人公の魔法動物学者ニュートの声を演じた宮野は、イギリスから緊急来日したエディと再会してハグ。「この魔法シリーズは累計の興行収入が1000億円を超えている、No.1のシリーズ。その(シリーズの主人公である)ニュート・スキャマンダーの声をやらせていただくのはうれしい」と話した。宮野が続けて「マンティコアのシーンは、アフレコを収録するとき、僕もエディの息遣いに合わせるように……」と説明している最中に、エディから「ダンスもちゃんと踊りましたか?」と聞かれ、宮野は「マイクの前で」と回答。するとエディは、壇上でレクチャーするようにマンティコアダンスを生披露。合わせて宮野も踊り、「コツを教えてもらえてうれしかったです」と喜んだ。宮野は、エディとジェシカへファンタビ仕様の法被をプレゼントしておもてなし。法被を着て、ファンと一緒に三本締めで日本の大ヒットを祈願した。同作は『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』全10作で興行収入1000億円を突破するなど、国内洋画シリーズ映画興行成績でもNo.1の成績を誇る魔法ワールドシリーズの最新作。ニュートやダンブルドア(ジュード・ロウ)が、史上最悪の“黒い魔法使い”であるグリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)を相手に奮闘する様を描く。
2022年04月13日押井守監督がメガホンをとった実写映画『血ぃともだち』が2月5日、東京・テアトル新宿で特別上映された。4度にわたる公開延期によって“お蔵入り”寸前となっていた本作の“一夜限り”の上映。押井監督が舞台挨拶に登壇し「こんなに祟られた映画は、生まれて初めてですが、映画に対する恩返しのつもりで作った作品。本当に初めて観ていただき、これがおしまいなので、目ん玉開けて、しっかり観ていただければ」とチケット完売となった客席に呼びかけた。“監督絶対主義”のもと、限られた予算で制作する映画の実験レーベル「Cinema Lab(シネマラボ)」の第4弾作品。血を抜かれる快楽に魅せられた私立来栖学園高校・献血部の部員たちが、人間を襲うことができない落ちこぼれバンパイアのマイと出会い、自分たちの血で彼女を養うことを決意する。唐田えりか、尾碕真花、天野菜月、日比美思が献血部の部員を演じるほか、バンパイア一族の末裔であるマイ役を牧野仁菜が担当。献血ルームの看護師・薙野素子役で松井玲奈がゲスト出演している。2018年3月に行われた撮影について「あんなに切迫した現場は初めて。基本的には怒らない主義ですけど、ブチ切れました。とにかく時間がなくて、ロケ地も往復5時間かかる距離で遠かった」。学園ものを手掛ける上で「高校生を描くなら、実年齢(のキャスト)でやってみたかった」とキャスティングにも強いこだわりをもって臨んだが、「それが運の尽き。労働基準法をすっかり忘れていて(笑)、夜の8時までしか撮影できなかった」とも明かした。押井守 監督若いキャスト陣とのコミュニケーションにも悪戦苦闘したといい、「自分にとっては明らかに“異文化”。リドリー・スコットはいつも異文化の葛藤をテーマにしているが、バンパイアを描いたこの作品も、舞台裏も含めて、異文化とどう付き合うかという物語になっている」と自己分析。キャスト自身がスマートフォンを手に撮影したシーンもあり、「撮影部のキャメラでは、絶対に撮れない表情が撮れた。僕は関与していないが、気に入っているシーンなので、ぜひ観ていただきたい」と語った。「とにかくいろんなことがあり過ぎて、今回はさすがにダメ(お蔵入りする)と思ったが、それでは、あれだけ頑張った彼女たちに申し訳ないなと。関係者の皆さんの努力で、ここまで来られたし、これでようやく1つの区切りがついた」(押井監督)。締めくくりの挨拶では、「いきなり最後に弱気な発言をすると、この作品は今まで撮ってきた映画とはだいぶ違う。女子高生たちの普通の映画です。深く考えても無駄ですので、ひねりまくったものを期待されると、がっかりされるかも」とファンに説明し、「狙いは、いかに若い彼女たちを素直に活き活きと撮れるか。今思えば、何か仕掛けても良かったが、どのみち時間も余裕もなかったので。撮影も4年前ですし、今となっては、なんとも言いようのない映画」と話していた。取材・文=内田涼
2022年02月06日俳優の福士蒼汰が25日、いのうえ歌舞伎『神州無頼街』製作発表会見に出席し「マモちゃんとようやく共演できて嬉しい」とバディを組む宮野真守への愛を爆発させていた。会見には松雪泰子、宮野真守、高嶋政宏、演出のいのうえひでのり氏も参加。出席予定だった劇作の中島かずき氏は、新型コロナウイルス陽性のため欠席となった。本作は、これまで中島氏がいのうえ歌舞伎では取り上げてこなかった“幕末”や“侠客”を題材に、猥雑で妖しく、ヤクザで摩訶不思議な世界で魅了する物語。2020年、コロナ禍によって公演が叶わなかった作品が満を持して2022年春、世に放たれる。物語の主人公で博識の若き町医者、 秋津永流(あきつながる)を演じる福士。「本来、2020年にやる予定だった舞台ですが、コロナ禍でできなくなりました。最初は中止ということで悔しかったのですが、皆さまの声をいただき延期となり、こうして公演ができるようになりました」としみじみ語ると「2年間経験したことを舞台に活かせると思い稽古に励んでいます」と延期がプラスになったことを強調する。共演者の気概を感じながらの稽古だという福士。なかでも陽気でお調子者の口出し屋、草臥(そうが)を演じる宮野とのバディは大きなモチベーションになっているようで「マモちゃんと共演できることがうれしい。よろしくねマモちゃん」とエールを送ると、宮野も「念願の福士くんとの初共演。2017年の舞台『髑髏城の七人』Season月〈上弦の月〉で一緒でしたが、ダブルチームで同じ役だったので、一緒にステージに立つことはなかったんです。ステージ上での2人を一番のおススメにしていかなければ」と強い意気込みが感じられた。福士の舞台役者としての魅力について、いのうえ氏は「映像でアクションをやっていますが、生のキレは全然違う。アクション監督と稽古をしてダメ出しを受けても、その姿がとても楽しそう。本当にお芝居が好きなんだなと感じます。生の動きは格別なものがあると思います」と語ると、宮野も「本当にまっすぐな性格で、楽しそうに稽古場にいる。そのピュアさが役にもピッタリで、彼についていけば僕もスキルアップできると思う」と全幅の信頼を寄せる。そんな宮野の発言に福士は「包容力があって優しい。何をやっても許してくれる」と宮野の魅力を述べると「全部が好きです」とラブコール。福士と宮野のやりとりを見ていた松雪は「愛し合っているんですね。素敵です」と目を細めていた。2年越しの公演。福士は「殺陣も多い、歌も多いド迫力な舞台ですが、根底には人の生きざまが描かれている。そこにも注目してほしい」と見どころを語り、いのうえ氏も「お祭りのような作品にしたい」と意気込んでいた。いのうえ歌舞伎『神州無頼街』は、3月17日~29日の大坂・オリックス劇場を皮切りに、4月9~12日の静岡・富士市文化会館ロゼシアター大ホール、4月26日~5月28日まで東京・東京建物Brillia HALLにて上映。撮影:田中亜紀
2022年01月25日コロナ禍で2年間の公開延期となっていた映画レーベル「Cinema Lab(シネマラボ)」の第4弾作品・押井守監督『血ぃともだち』が2月5日(土)、一夜限りで上映されることが決定した。世界的に猛威をふるう新型コロナウイルスによって、大打撃を受けるエンタテインメント業界の中で、映画業界も興行では大打撃を受けている。そんなコロナ禍の2020年に立ち上がったのが本広克行監督や押井守監督、小中和哉監督、上田慎一郎監督が参加する映画実験レーベル「Cinema Lab(シネマラボ)」だ。「Cinema Lab」は、参加監督たちが日本映画界に多大な影響を与えた通称ATGこと日本アート・シアター・ギルドに着想を得て発起した、監督の作家性を最大限に活かす「監督絶対主義」で映画を制作する映画の実験レーベル。第1弾作品として『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督作品映画『ビューティフルドリーマー』が2020年11月に公開。第2弾作品として小中和哉監督がセルフ・リメイクに挑んだ『星空のむこうの国』を2021年7月に公開している。そして『カメラを止めるな!』で一躍トップクリエイターに躍り出た上田慎一郎監督が構想10年を経て映画化した『ポプラン』も2022年1月14日に第3弾作品として公開となった。そして第4弾が『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』や『機動警察パトレイバー』シリーズ、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』などで世界的な映像作家として活躍する押井守監督の最新作映画『血ぃともだち』だ。本来は2020年4月に公開予定だったが、1回目の緊急事態宣言で作品の延期が決まり、2021年3月公開予定になったが、そこでも2回目の緊急事態宣言により6月公開予定で延期が決定。さらに6月には第3回目の緊急事態宣言で3度目の公開延期となり、2021年10月公開を目指すが、4度目の延期となっていた。制作から時間が経ち過ぎていること、他のシネマラボ作品の公開の兼ね合いもあり、今作は劇場公開の予定が見えず「お蔵入り」寸前。しかし、そんな現状を打破し、押井守監督の最新作『血ぃともだち』を劇場で観たいというファンの方々のために1回限りのイベント上映が決定した。舞台は私立来栖学園高校の献血部。そこには血が抜かれる快楽に魅せられた、マキ(唐田えりか)・仁子(尾碕真花)・ナミ(日比美思)・カオル(天野菜月)の4人が集まっていた。ある日、マキは献血ルームで黒づくめの美少女・マイ(牧野仁菜)と出会う。看護師たちを相手に大暴れして気を失ったマイを、マキは思わず献血部の部室へ運びこむ。するとマイは衝撃の事実を口にする。彼女は人間を襲うことができない、落ちこぼれヴァンパイアだったのだ!儚げなマイの表情に胸打たれたマキたちは、献血がわりに自分たちの血でマイを養うことを決意するが……。出演者は、私立来栖学園高校の献血部の部長、渡部マキ役は映画『寝ても覚めても』や『ラブ×ドック』、『覚悟はいいかそこの女子。』の唐田えりか、姉御肌でザバザバした献血部員の墨田仁子役に映画『ちはやふる~結び~』『劇場版騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー』の尾碕真花。天真爛漫な献血部員の紺野カオル役は『氷菓』の天野菜月、クールな献血部のメンバー・雲天ナミ役は『咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A』や 『町田くんの世界』の日比美思。献血部のマキに救われる美少女吸血鬼は名門・トランシルヴァニア一族の末裔で、実は年齢は200歳くらいのマイ・ヴラド・トランシルヴァニア(MAI VLAD TRANSILVANIA)役に牧野仁菜。そして『THE NEXT GENERATION パトレイバー』などで押井組の常連の松本圭未、筧利夫、スタジオ・ジブリの鈴木敏夫、ゲスト出演として松井玲奈が登場するなど個性豊かな出演者が作品を彩る。さらに今回の一夜限りの特別上映では、押井監督の舞台挨拶も行われるという。監督が企画に携わったアニメーション映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を同時上映されるということで、この貴重な機会をお見逃しなく。<押井守監督・コメント>普段の私の映画と違い、これまで投げたことのない直球で撮った映画であると同時に、これまでになく苦戦した映画でもあります。ワークショップから始めて2カ月間、若い演者たちとじっくりつきあってみて、映画制作が意外性に満ちた冒険であることをあらためて痛感しました。撮影からずいぶんと時間が経ってしまいましたが、公開されるまで完成しないのが映画ですから、こうして皆さまにお届けすることができて、この作品にようやく決着がつきます。その機会を与えて下さったテアトル新宿さんには感謝の一言です。■イベント情報『血ぃともだち』特別上映(同時上映:『BLOOD THE LAST VAMPIRE』)会場:テアトル新宿<舞台挨拶>2月5日(土)20:00の回上映前登壇※開映時間は変更になる可能性がございます。登壇者:押井守監督※登壇者は変更になる可能性がございます。チケット:2,500円(税込 / 全席指定)※特別興行のため、各種割引サービスは適用外。劇場WEB販売:1月21日(金)19時より発売販売ページ: 劇場窓口販売:1月22日(土)劇場オープン時より※インターネット販売で残席がある場合のみの販売。
2022年01月21日声優の宮野真守が18日、都内で行われたアニメーション映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』公開記念舞台挨拶に登壇。今年開催した有観客ライブを振り返り、「こみ上げるものがありました」と語った。本作は、興行収入34億円超の大ヒットを記録し、ドリームワークス・アニメーション史上日本歴代No.1に輝いた『ボス・ベイビー』(2018)の続編。舞台は、前作の25年後の世界。すっかり大人になったボス・ベイビーと兄ティムが、ベイビー社からやってきたボス・レディの指令により、再び赤ちゃん姿に戻り、世界を救うミッションに立ち向かう。ボス・ベイビーの兄ティムの吹き替えを担当した宮野は、「今回は大人になったティムとテッド(ボス・ベイビー)なので、大人目線のお話になっている。兄弟の関係性も大人になって疎遠になってしまった関係性、娘ともうまくコミュニケーションがとれていないような関係性が中心に描かれているので、大人の愛情を表現できればいいなと思っていました」と語った。今年を漢字二文字で表現すると「復活」とのこと。「今年はエンタメ業界も復活してきたのかなと。この映画も劇場でたくさんの人に見てもらえるようになっていますし、僕自身の活動も、やっと有観客でライブをできたんですよ。それは非常に大きかったですね。こみ上げるものがありました。今まで通りとはいかない中だったんですけど、声が出せないとか、お客さんももどかしい部分もあったと思いますが、ファンの前で歌えるというのは復活の兆しだなと思いました」と有観客でライブができた喜びを語った。イベントには、ボス・ベイビー役のムロツヨシ、ボス・レディ役の多部未華子、ボス・ベイビーの兄ティムの長女タビサ役の芳根京子、ボス・ベイビー&ティムの母ジャニス役の乙葉、父テッド・シニア役の石田明(NON STYLE)も登壇した。
2021年12月18日12月17日(金)より公開される『マトリックス レザレクションズ』の本編映像が初公開。あわせて、著名人からのコメントが寄せられた。人気アクション大作『マトリックス』シリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキーが監督を務める『マトリックス』の新章となる本作。キャストには、ネオ役のリーブスをはじめ、トリニティー役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミスらがそれぞれ同じ役で続投。さらに、『アクアマン』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、『マインドハンター』のジョナサン・グロフ、『ゴーン・ガール』のニール・パトリック・ハリス、『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェシカ・ヘンウィック、『バッファロー’66』のクリスティーナ・リッチらが新キャストとして登場する。さらに今回は、早くも本作を鑑賞したクリエイター陣からの感想コメントが続々と到着。押井守、小池健、伊藤智彦、前田真宏、森本晃司、小島秀夫らトップクリエイターたちが絶賛コメントを寄せている。『マトリックス レザレクションズ』著名人感想コメントは以下の通り。※順不同、敬称略◆押井守(映画監督)『マトリックス』の原点に回帰したなと思いました。ウォシャウスキーの目指している快感原則は1作目に近い。撮影のスタイルも変わっていなくて、そこもビックリした。あのふたりじゃなければいけない理由もきちんと描かれていた。キアヌとキャリーのどちらが欠けてもだめ。『マトリックス』をキアヌとキャリーでまた作ってほしいと思っていたお客さんにとっては、間違いなく「これが見たかったんだ」という作品。◆小島秀夫(ゲームクリエイター)本作は続編ではない。リメイクでもプリクェールでもない。現実と虚構(マトリックス)を行き来するSF映画の金字塔「マトリックス」の物語を起点に、レザレクションズは現実とマトリックス世界、さらには「マトリックス」三部作をもメタ的なレイヤーで繋げるという、他に類を見ない野心作となった。赤のカプセルか?青のカプセルか?最後に救世主がくだす選択に、ラナ監督が“現在の”マトリックスに投影した真意をみる。◆小池健(『アニマトリックス』「ワールド・レコード」、「LUPIN THE ⅢRD」シリーズ」、『REDLINE』他監督)前3部作によりアップデートした人類の昇天した世界を期待して観たレザレクションズ。意表をついた展開の仕掛けに驚くばかり。前シリーズのデジャヴを見ているのか?オマージュ?リンク?導入部のギミックから目が離せなくなるワクワク感。再び赤いカプセルでネオと共に目覚めたい方々必見です。是非!◆伊藤智彦(アニメーション監督)20年の歳月を経てThe Oneことネオが帰って来た!かつて最先端の映像を見せてくれたMATRIXだが、世の中がこれだけ進むなか、この世界もアップデートされないわけもなく……あとは自分の目で真実を確かめろ!◆前田真宏(アニメーション監督、アニメーター)ジェファーソン・エアプレイン!!かあーーーっこいいいいいい!!!西海岸のビートな感じでちょっとオトナのマトリックスかも!!よりサイケでディックで内省的で哲学かも!!なーんて思っていたら「いい意味で」裏切られました。ちゃーんとマトリックスです。クールなアクションもたらふく食べさせてくれます。でも、、、、、、ちゃーんと進化しているのです。大人の余裕、ってやつだろうか。ユーモアさえ感じさせながら。ラナさん、いい仕事したなあ!救世主が、救済者が飛ぶのではない。あなたが、私が、一人ひとりの秘めたる心が飛翔する時が来る!!本当の気持ちを、自由を、孤独さえも存分に楽しんで。◆森本晃司(『アニマトリックス ビヨンド』監督)かつて「自分だったらこういう空間を描きたい」という想いがあって実現したのがアニマトリックス”Beyond”の世界だったが、あれから約20年の時を超えてマトリックスの世界はどうなったのか?現実世界ではマトリックスのような素晴らしいSFエンターテイメントが登場したことによって、テクノロジーや仮想現実の進化が後押しされ、加速したのではないかとすら思えてならない。そんなマスターピースの作品世界に再びログインすることが叶った2021年、全世界がこの仮想現実の虜になりうるワクワクがつまっていた!ネオとトリニティーの存在はいかなる次元においても”世界”の創生を感じさせてくれる救世主である!『マトリックス レザレクションズ』12月17日(金)より公開
2021年12月15日2021年10月8日、アニメ『先輩がうざい後輩の話』とアニメ『可愛いだけじゃない式守さん』のコラボが発表!両作のヒロインである、五十嵐双葉と式守さんが描かれた、描き下ろしコラボビジュアルが公開されました。『先輩がうざい後輩の話』&『可愛いだけじゃない式守さん』がコラボ!しろまんたさんの『先輩がうざい後輩の話』は、作者のTwitter上で連載された漫画が人気を博し、書籍化。面倒見はいいけれど少しガサツな会社の先輩である武田。そして武田をうざいと思いつつも実は少し気になっている、素直になれない後輩の五十嵐の関係が描かれた作品です。そして真木蛍五さんの『可愛いだけじゃない式守さん』も、Twitterから始まり書籍化した人気漫画。不幸体質の男子高校生である和泉と、普段はかわいいけれど、いざという時はイケメンになる式守のラブコメが多くの人の心をつかみました。同月9日から放送が開始した『先輩がうざい後輩の話』と、2022年4月からアニメが放送開始する『可愛いだけじゃない式守さん』のコラボイラストがこちらです!加えて『先輩がうざい後輩の話』の作者であるしろまんたさんと 『可愛いだけじゃない式守さん』の作者である真木蛍五さんのコラボ記念イラストも発表。それぞれの漫画家の手によって描かれた、かわいらしい両ヒロインのイラストに注目です!しろまんた真木蛍五また、コラボを記念して、アニメ『先輩がうざい後輩の話』のTwitterアカウントと、アニメ『可愛いだけじゃない式守さん』のTwitterアカウントにて、コラボポスターが当たる『Wプレゼントキャンペーン』が開催中です。応募方法は両アカウントをフォローし、各キャンペーン応募対象ツイートをリツイートするだけ。ぜひ応募してコラボポスターを手に入れましょう![文・構成/grape編集部]
2021年10月08日アンリアレイジ(ANREALAGE)は、2022年春夏コレクションで細田守が手掛ける映画『竜とそばかすの姫』とコラボレーション。パリファッションウィークにて、日本時間2021年10月2日(土)16:30よりデジタルコレクションを発表する。アニメを用いたデジタルコレクションアンリアレイジ 2022年春夏コレクションのテーマは、二次元と三次元を表す「DIMENSION」。アニメーションを用いた新たな試みのデジタルコレクションを披露する。映画『竜とそばかすの姫』とコラボレーションデジタルコレクションを発表するにあたりタッグを組むのは、細田守が手掛ける作品の制作拠点として設立されたアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」。デザイナー森永邦彦は、細田守の最新作『竜とそばかすの姫』において仮想世界<U(ユー)>の歌姫「ベル」 が着る、コンサートシーンでのドレスデザインを手掛けた。今シーズンは、『竜とそばかすの姫』を通して表現される仮想と現実が交錯した新しい世界と、アンリアレイジが築いてきた日常と非日常の境目を炙り出す独自の世界観を融合させ、新たなファッション表現とファッション体験を目指す。【詳細】アンリアレイジ 2022年春夏コレクション日本時間:2021年10月2日(土)16:30パリ時間:2021年10月2日(土)9:30配信先:パリファッションウィークオンラインの専用プラットフォーム、3D空間型オウンドメディア「DOOR」、ANREALAGE OFFICIAL ONLINE
2021年10月02日『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAXの公開記念舞台挨拶が9月18日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、押井守監督と音響監督の若林和弘が登壇した。1989年に発表された士郎正宗のコミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』(講談社KCデラックス刊)を原作に、1995年に押井監督がメガホンをとり、世界中のクリエイターに衝撃を与えた本作。このたび4Kリマスターによる圧倒的な情報量の映像を、IMAX社が特許を持つ映像処理技術で音響・明度・コントラストなど、細部にいたるまで高い精度で調整することで、他の劇場では味わえない画期的な映画体験を実現している。編集機材をはじめ、当時最新のテクノロジーが駆使された本作だが、押井監督は「実際の現場はアナログだらけ。実は地味なんです」と舞台裏を告白。「監督というものは、猜疑心が強い」とも語り、「デジタルにやたら凝っちゃうスタッフもいたけど、僕は半信半疑で。面白かったは面白かったけど、例えば、編集をやっていてもアップルの爆弾(システムエラーを示すアイコン)に悩まされた。再起動に10分はかかるし、最初からやり直しだし」と振り返った。また「デジタル合成は50~60カットくらい。レンダリング(画像の生成)が重くて重くて、光学迷彩もめちゃくちゃ時間がかかった」といい、「残りのカットはCGっぽいけど、ビデオエフェクト。デジタルで作ったと言われるけど、実態は違って“手段”として使うのではなく、デジタルっぽくどう見せるかを“目的”にした」と明かした。「それと変なアフレコしたよね」と話題を切り出すと、若林氏は「(主人公の草薙)素子の声に響きが欲しいということになり、45リットルの水色のポリバケツを用意して、声優の田中敦子さんに頭を突っ込んでもらった。でも全然ダメで」と驚きのエピソードも飛び出した。IMAX版は日本を除く全世界200スクリーン以上で上映されており、IMAX上映作品としては、日本映画歴代第3位の拡大ロードショーが実現。押井監督は「こうやってスクリーンで見てもらえるのは、監督としては幸せなこと」と喜びの声をあげていた。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX公開中10月1日(金)からは4Kリマスター版の通常上映も決定している。
2021年09月18日押井守監督と若林和弘音響監督が登壇する『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAXの公開記念舞台挨拶が9月18日(土)に開催されることが決定した。1989年に士郎正宗により発表されたコミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』(講談社KCデラックス刊)を原作に、1995年に公開され、世界中のクリエイターに影響を与えてきた押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』。同作が観る者を新たな映画体験へ誘うハイクオリティな映像で、9月17日(金)よりスクリーンに再び登場する。4Kリマスターによる圧倒的な情報量の映像を、IMAX社が特許を持つ映像処理技術で音響・明度・コントラストなど細部にいたるまで高い精度で調整することで、他の劇場ではけっして味わえない画期的な映画体験を可能に。さらに、10月1日(金)からは4Kリマスター版の通常上映も決定している。この度、TOHOシネマズ 日比谷にて、9月18日(土)10:00の回上映後に、押井守監督と若林和弘音響監督が登壇する舞台挨拶が決定。さらにIMAXの入場者プレゼントとして、IMAXビジュアルを使用したポストカードを配布することも発表された。ぜひ、合わせてチェックしてほしい。【開催情報】『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX 公開記念舞台挨拶内容:『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX上映&舞台挨拶劇場:TOHOシネマズ 日比谷(東京) スクリーン4登壇者:押井 守(監督)、若林和弘(音響監督)日時:2021年9月18日(土)10:00の回上映後舞台挨拶料金:2,400円(税込)均一※各種ご招待券などはご利用いただけません■チケット販売: <プレリク抽選先行販売>応募期間:2021年9月10日(金)12:00~9月12日(日) 23:59当落発表:2021年9月15日(水)15:00~<一般発売>発売期間:2021年9月15日(水)18:00~9月18日(土) 9:30『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX9月17日(金)より公開
2021年09月10日映画『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』の吹き替えキャストとして、ムロツヨシに続き、前作に参加した芳根京子、宮野真守、乙葉、石田明(NON STYLE)が本作にも出演していることが分かった。今作では、前作の25年後が舞台。すっかり大人になったボス・ベイビーとティムが、スーパーミルクを飲んで赤ちゃん返り!ティムの長女タビサの学校の校長に扮した悪の天才博士が企む計画から、タビサら家族を、ひいては世界を救うため、史上最大のミッションに挑んでいく。前作ではボス・ベイビーの兄ティム(7)の声担当した芳根さんは、本作では父となったティムの長女タビサ(8)を。前作の終盤で大人になったティムを演じた宮野さんが、今作でも大人のティムと子ども返りしたティムに声をあてる。さらに、ボス・ベイビー&ティムの母ジャニス、父テッドシニアをそれぞれ演じた乙葉さんと石田さんも同じ役で続投が決定。そして今回、特報映像もWEB初解禁された。吹き替えキャストコメント・芳根京子ティムの娘タビサ役で再び『ボス・ベイビー』に帰ってこられたことを本当に嬉しく思います!8歳だけどちょっと大人びた女の子で、歌のシーンもある難しい役ですが、タビサに寄り添い、心を通わせて演じたいと思います。是非観てください。・宮野真守また「ボス・ベイビー」に出演できる事、とても嬉しいですし、まさか大人になったティムが、このような形で活躍するとは思ってなかったので驚きました。しかし、僕の持てる力全てを発揮して(笑)、最高に楽しく演じたので、ご覧になってくださる皆様に、大きな愛と幸せを届けられればと思います!どうぞ、お楽しみに!・乙葉大好きな「ボス・ベイビー」の映画に、再び参加させて頂けることになり、とても嬉しく思います。おばあちゃんになっても、ご陽気でパワフルなジャニスに私も元気をもらいました。ぜひ映画館で、新たなミッションを楽しんでくださいね!・石田明まさかもう一度やらせてもらえるとは思ってもいませんでした。今4歳の双子の娘がボス・ベイビーブーム真っ最中でほぼ毎日見てるんです。なので本当に嬉しいです。僕もこんな明るいおじいさんになりたいなと思いながら演じさせてもらいました。是非おじいちゃんおばあちゃんたちとも見て欲しいです。『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』は12月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビーファミリー・ミッション 2021年冬、全国にて公開©2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2021年09月07日押井守監督作品、アニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の4K リマスター版が、2021年9月17日(金)より、IMAXシアターで上映される。また、4K リマスター版の通常上映も10月1日(金)より実施。映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』とはアニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は、1995年に公開された押井守の代表作。ビルボード誌の全米セルビデオチャート第1位を獲得するなど、全世界でヒットを飛ばした。緻密な映像で表現された魅力的なヒロインや躍動するアクション、「人間の本質」を問う普遍的なテーマが、世界中のクリエイターに影響を与え、今もなお多くのファンに愛されている。押井守の名作を4K リマスター版&IMAX上映でそんな映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が、4K リマスターのハイクオリティな映像でさらなる進化を遂げて、スクリーンにカムバック。当時の技術では再現できなかった、35mmフィルムに眠る膨大な情報を引き出し、4Kの高解像度でリマスタリングすることで、描線のタッチや背景の細部、暗いシーンでの色彩表現に至るまで、より鮮やかな映像として蘇らせた。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の4K リマスター版は、世界最高峰の没入型映画体験ができるIMAXシアターで上映。IMAX社が特許を持つ映像処理技術で音響・明度・コントラストなど細部にいたるまで高い精度で調整し、よりハイクオリティな映画体験を実現した。なお、監督の押井守は、上映にあたり、下記の通りコメントを寄せている。<押井守 コメント全文>幸いなことに、この作品は技術の進歩のたびに、新しい形で生まれ変わってきた。今この時代に劇場で見られることを嬉しく思います。お楽しみください。映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』ストーリー西暦2029年―。情報化の進展と同調するように、より高度に凶悪化していく犯罪に対抗するため、精鋭サイボーグたちによる特殊部隊・公安9課、通称“攻殻機動隊”が設立された。隊長である全身義体のサイボーグ・草薙素子は、国際的に指名手配された正体不明のハッカー“人形使い”を巡る捜査に乗り出すことになるが―。【詳細】■映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4K リマスター版』IMAX公開日:2021年9月17日(金)日米同時公開上映館:全国35館■映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4K リマスター版』公開日:2021年10月1日(金)※上映館は後日発表。監督:押井守配給:バンダイナムコアーツ
2021年08月23日細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』公開を記念し、細田監督が手掛けた『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』が17日(0:00〜)より、dTVにて見放題配信される。細田監督が手掛けるアニメーション作品は、その独特のタッチに加えて、老若男女問わず多くの人の心を打つテーマ性が特徴。ノスタルジックな描写や魅力的なキャラクターなども相まって新作公開のたびに大きな注目を集めている。dTVでは今回、そんな細田監督の最新作『竜とそばかすの姫』の劇場公開を記念して、日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)で本日16日に放送された『サマーウォーズ』をはじめ、『おおかみこどもの雨と雪』、『バケモノの子』の見放題配信を17日からスタート。すでに見放題配信されている『時をかける少女』『未来のミライ』を合わせ、細田監督の劇場アニメーション全5作品を楽しむことができる。また、dTV会員向けに、『時をかける少女』『未来のミライ』2作品の細田守プレミア配信企画も実施。配信形態は通常のオンデマンド配信とは異なり、ライブ生配信機能を活用した1回限りのリアルタイム配信となる。配信では、本編の視聴に加えて、細田監督が2作品の見どころや制作秘話、そして最新作について語ったスペシャルインタビュー映像も収録される。細田守プレミア配信は21日・22日午後9時より配信開始。特設サイトにて、配信開始25分前から視聴ページで待機することが可能。
2021年07月16日ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックT シャツブランド「UT」から細田守監督作品とのコラボレーション「細田守アニメーションワークス UT」が2021年7月16日(金)より発売される。ユニクロ「UT」が細田守監督作品とコラボ「細田守アニメーションワークス UT 」は、国内外から高い評価を集めるスタジオ地図・細田守によるアニメーション映画とのコラボレーション。最新作『竜とそばかすの姫』の公開を記念して実現した今回のコラボレーションでは、最新作はもちろんのこと、細田守監督作品の中でも特に人気を博す『時をかける少女』『サマーウォーズ』『バケモノの子』をラインナップに加えた全6柄を展開する。『竜とそばかすの姫』:仮想世界<U>や謎のアバター「竜」をモチーフに発売日と同日に公開される『竜とそばかすの姫』は、“もうひとつの現実“と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>で、主人公が成長していく姿を描くリアル×ファンタジーな物語。今回のコラボレーションデザインでは、仮想世界<U>の幻想的な空間がデザインされた柄や、制作段階の貴重なコンセプトアートから、謎のアバターである「竜」のキャラクターデザインをモチーフにした柄をラインナップする。『時をかける少女』:大切な人を守るために奔走する主人公『時をかける少女』では、主人公が大切な人を守るために奔走する印象的なシーンをフロント部分にオン。左袖には、タイムリープができる残りの回数「01」をデザインしている。『サマーウォーズ』:主人公が解いた最大の危機を回避するための暗号『サマーウォーズ』では、主人公・ケンジが解いた最大の危機を回避するための暗号と、パスワードを解除した際の画面をモチーフに採用している。ポケット部分にはアバターの“仮ケンジ”をさりげなくあしらっている。『バケモノの子』:ひとりぼっちの主人公がたくましく生きる姿『バケモノの子』では、ひとりぼっちの主人公がたくましく生きるために剣術を鍛錬しながら成長していく場面を描いた。【詳細】細田守アニメーションワークス UT発売日:2021年7月16日(金)販売店舗: 全国のユニクロ店舗およびオンラインストア価格:全6柄 1,500円
2021年07月01日金曜ロードショーでは、7月16日(金)より公開となるスタジオ地図作品、細田守監督待望の最新作『竜とそばかすの姫』の公開を記念し、7月2日から「3週連続細田守SP」と銘打ち、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『サマーウォーズ』の3作品の放送する。細田監督は2006年公開の『時をかける少女』以降、監督した5作品全てが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、前作『未来のミライ』では米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされるなど国内外で高い評価を得ている。そんな細田監督が、未開の境地に辿り着くのが『竜とそばかすの姫』。この3作を見れば、いずれも細田監督が辿ってきた最新作にも通ずるルーツが見つかるはず。細田監督も、3週連続放送について「今回の作品は、いろんな過去作品の連続性上にある、と考えています。一番大きいのは、『サマーウォーズ』、インターネット世界が舞台、という大きな共通点があります。『おおかみこどもの雨と雪』とも親子の話であるという接点がありますし、『バケモノの子』の『擬似家族』というテーマ性とも共通点がある。その意味でも3本のチョイスは素晴らしいラインナップだと思います」とコメントを寄せている。●7月2日母と子を描く『おおかみこどもの雨と雪』『時をかける少女』『サマーウォーズ』に続き、細田監督の名を世界に知らしめた大ヒット作。スタジオ地図設立後初めての作品。※本編ノーカット大学生の花は“おおかみおとこ”と恋に落ち、やがて生まれた姉弟は、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、“おおかみこども”だった。豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住んだ母と子の、13年間にわたる物語。たくさんの里の人たちに見守られながら、手探りで子育てに奮闘する花。周りとは違う自分に戸惑いながら成長していく雪と雨。それぞれの葛藤と成長は観る者の心にも響くこと間違いなし。●7月9日“新しい家族の形”を描く最大ヒット作『バケモノの子』2015年公開の邦画No.1となる興行収入を記録し、細田監督作品最大のヒット作となった“新冒険活劇”。※本編ノーカット舞台は東京・渋谷とバケモノが暮らす異世界・“渋天街”。孤独な少年・九太と、暴れん坊のバケモノ・熊徹の一風変わった“親子の絆”を描く物語。“家族”は、細田監督が描き続ける大きなテーマの1つだが、本作でも“新しい家族の形”がテーマに。熊徹役の役所広司、九太役の染谷将太は『竜とそばかすの姫』にも出演。●7月16日最新作の世界観の原点!?『サマーウォーズ』『竜とそばかすの姫』の公開日となる3週目には、『サマーウォーズ』が登場。最新作の<U>と呼ばれる仮想世界は、本作の<OZ>に似ていると話題になっている。2017年の放送では、「#サマーウォーズ」がTwitter世界トレンドワード1位となるなど放送の度に注目されてきた。ちょっと気弱な男子高校生が、憧れの先輩とその大家族とともに、“愛”と“絆”を武器に世界の危機に立ち向かう壮大な物語。公開から12年になるが、仮想世界OZの設定は、まさに現実が近づいてきたといえる。作中では「ネットの中だからって何でもやっていいと思ったら大間違いだ!」と言う、まさにいまの時代にこそ響くセリフも登場する。なお、「金曜ロードショー」では2018年7月20日からスタジオ地図が手掛けたオープニングを放送しているが、オープニングにも登場する番組キャラクター“アンク”の生みの親は、細田監督なのだそう。「金曜ロードショー」最新作『竜とそばかすの姫』公開記念「3週連続 細田守スペシャル」は7月2日:『おおかみこどもの雨と雪』、7月9日:『バケモノの子』、7月16日:『サマーウォーズ』、21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERSおおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開© 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年05月28日