『カイジ ファイナルゲーム』で共演 藤原竜也・吉田鋼太郎 対談 「ひるまない藤原竜也は手ごわかった」
けれど、この人(藤原)にはそういうの、一切通用しないんですよ。こちらとしては、ひるませたり、怯えさせたりしたいじゃない?そういうことが一切ないから、そりゃあ手強いですよ(笑)」(吉田)
「ははは!僕は“大声を出したら他者を圧倒できると思うなよ”と思ってしまうタイプなので(笑)。でも、鋼太郎さんと共演する時って、ある意味とても楽をさせてもらっているんですね。鋼太郎さんが率先してそのシーンを引っ張ってくれるので、すごく頼りがいがありました。鋼太郎さんの芝居表現は、カイジの世界に合っていますし、あの空間に負けないエネルギーを持っているので」(藤原)
吉田鋼太郎、藤原竜也
吉田鋼太郎、藤原竜也
「『カイジ』は、これまでの歴代の悪役が凄いじゃないですか。香川(照之・1作目の敵役、利根川を怪演)とか。それはプレッシャーでしたね」(吉田)
先述したとおり、プライベートでも仲が良いことで知られているふたり。忙しい合間を縫って食事をしたり、お互いの出演舞台も鑑賞しているという。なお、先月はカラオケに行ったそうだが、藤原は長渕剛、吉田は70年代の歌謡曲が十八番だという。そんな盤石の信頼関係があるからか、撮影現場でも阿吽の呼吸だった。