『きかんしゃトーマス』が長く愛される理由は? 誕生から最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』までを辿る
機関車の動きや表情などが人間の持つ温かさに近づき、よりチャーミングで親しみやすいキャラクターへと進化しています。劇場長編作品も同様に姿を変え、世代を超えて世界中で愛される人気者に。
劇場版初の3DCG作品『きかんしゃトーマス 伝説の英雄』(2010年)では、シリーズ史上初の日本生まれのキャラクター・ヒロも登場。2000年の第1作から数えて16作目となる最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』で登場する世界最速の超特急・ケンジは、ヒロ以来11年ぶりの日本のキャラクターだ。
賀来賢人が演じるケンジの活躍にも期待が膨らむ。さらに2020年、実写とアニメーションが融合したハリウッド映画の企画も浮上!『プーと大人になった僕』(2018)のマーク・フォースター監督が決定と報じられており、世界中から大きな注目を集めている。
この様に『きかんしゃトーマス』シリーズは半世紀以上に渡って長い歴史を歩みながら、絵本、ジオラマ人形劇、CGアニメーションと形を変えて進化してきた。それに対して、変わらない「仲間を大切にする」という共通のテーマが長く愛される所以とも言えるだろう。
未来の発明ショーを舞台に、これまでと異なる新しい未来への夢を描いた最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』は親世代から祖父母世代、そして子供たちと、3世代が楽しめる作品。