濱田めぐみインタビュー 上演中ミュージカル『スクールオブロック』でもとロック少女の名門校校長役
が演じる。生徒役は1452名が参加したオーディションを経て、ビートチーム12名、コードチーム12名が選ばれた。
デューイが教師になる名門校の校長ロザリー・マリンズ役を演じる濱田めぐみに話を聞いた。
鴻上尚史さんはポジティブにアイデアを受け止めてくれる
――お稽古に合流したばかりだそうですが、いかがですか?
私はまだ一度、最初から最後までの本読みをしたくらいなのですが、とにかく子供たちが元気で(笑)。まずはそれに尽きます。子供たちが出演する演目ってそこから元気をもらったりしますが、今回はその最たるものだと思います。
――現時点で、ロザリーをどんな人物だと思っていらっしゃいますか?
彼女はもともとロック少女で、大好きなロックシンガーもいて、だけど今はその真逆の世界に生きている、というのが肝だと思います。校長という職業も、彼女の意志でやっていると思えないんですよね。
だからきっと、いろんな悔しさを感じたり、いろんなことを考えながら生きてきて、最終的には大人ならではの諦めや“しょうがない”というところで落ち着かざるを得なかったんじゃないかなと思っています。つまり素直で真面目なんでしょうけどね。