くらし情報『山田洋次監督、東京国際映画祭に提言「特徴、フィロソフィーを持ってほしい」』

2019年9月26日 16:20

山田洋次監督、東京国際映画祭に提言「特徴、フィロソフィーを持ってほしい」

実父・手塚治虫の異色作を映画化した手塚監督は「読者の皆さんには異色作かもしれないが、わたしから見ると、手塚治虫らしい。そして、手塚眞らしい作品なので、感性の融合という形で映画化させていただいた」と説明。出演する稲垣吾郎と二階堂ふみについて、それぞれ「一番好きなタイプの俳優さん。以心伝心でこちらが思う演技をしてくれる」「この映画のミューズであり、彼女がいたからこそ、映画は成立した」と絶賛した。

一方、自伝的小説を自ら映画化した足立監督は「コメディ要素もあるので、コンペに選ばれ、相当ビックリしました」。売れない脚本家と、夫に悪態をつき続ける恐妻の日常が描かれており「自分自身のこと?まあ、そうですね。僕はもう少しひどい男ですけど」と笑いを誘い、恐妻を演じた女優・水川あさみが実生活でも結婚したことについては「この映画みたいな奥さんにはならないと思います。ご本人が言う通り、楽しい奥様になるはず」と話していた。


この日は今年新設される“ジャパニーズ・アニメーションTHE EVOLUTION OF JAPANESE ANIMATION/VFX”に、脚本を手がけたヒット作『プロメア』が出品される中島かずきも来場。

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