【家入レオインタビュー】「“ずっと歌い続けたいです”って簡単には言えなくて」音楽と真摯に向き合う家入レオの今
──とてもせつない詞曲に、どこか晴れやかな歌声というのも印象的でした。
レコーディングでもすごい悲しい気持ちで歌うテイクと、楽しい気持ちで歌ったテイクを録ってみたら、圧倒的に後者のテイクの方が伝わるな、と。笑顔で歌うこの曲のほうが絶対に悲しい!って。ただ悲しいじゃなくて、出会えた歓びも混じる奥ゆかしさみたいなものも滲ませられたかなって思います。
──アルバム「NAKED」に収録された失恋ソング「君に未練はないけど恋に未練がある」から、一歩先に進めたラブソングという感じですね。
ああ、そうかも!最初からこの「ワルツ」じゃなかったというあたりが私らしいなという気がしますね。「先に幸せにならないでね」と言っていた曲を経て、ひとりでワルツを踊れる今回の曲になってる。もし一年前にこの「ワルツ」を書いていたら、ひとりで踊ったりしないですね。
「あなたが踊って?私ここで見てるから」って(笑)。
──10月にはライブツアーもあります。どんなツアーにしたいと考えてますか?
今、めちゃめちゃ曲を作ってるので、さらに新しい曲もお届けできたらいいなと思ってます。
──すごく集中力が高まってる?
そうですね。