尾野真千子の息子役に抜擢の高校1年生、和田庵「スケボーとお芝居が好き!」
この作品の撮影前と撮影後ではだいぶ変わっていると思います。実際、出来上がった作品を観たときにも、すごく間を取っているなと思いました。
――出来上がった作品をご覧になったとき、クレジットに名前が2番目にバン!と出てきて、感激したのでは?
脚本や作品のクレジットで名前を見た時も感動しましたが、クランクアップのときの気持ちの大きさを覚えています。前から、みんなでひとつの作品を作るという役者の仕事が好きで、その後の試写会や、公開されてみんなが観てくれるときにすごく達成感を感じます。さらに今回は、本当に濃密な撮影時間で、クランクアップが近づいてくると、すごく寂しくて、あっと言う間でした。
俳優の仕事とスケボー、両方頑張りたい
――和田さん自身についても教えてください。語学力と人間力を高めるためにカナダへ留学されたとか。実際、行ってみて何か得られましたか?
僕、英語がすごく苦手だったんですけど、自分のことを誰も知らない、言葉も通じない場所に行って、最初はボディランゲージから始まって、友達を作るためにすごく頑張りました。すごくコミュニケーション能力が上がったと実感しています。英語力もそうですが、この先、もっと必要とされていくであろう、そうした力が身に付いてよかったと思っています。