飯島寛騎がクール男子を熱演!「胸キュンと人間の成長を楽しめる作品です」
もちろん、この「悪魔とラブソング」も含めてです。
──モノづくりの面白さが伺えます。
モノづくりって、なんでこんなに難しいのに、なんでこんなに楽しいんだろうってよく思います。ただ、難しいけど「もう、いいや」とはならない。僕、プラモデルとか途中で飽きちゃうタイプなんですけど。作品づくりは1人でやっていないから、投げ出さないんでしょうね。
──それが、演じることを続けてこられた理由なのでしょうか?
形として残るモノづくりとそうでないものがあるじゃないですか。でも残るんなら、そんな幸せなことはない。
役者をやっていたら当たり前かもしれないけど、作品として残ることを当たり前だと思わず、ありがたさをしっかり噛みしめて、取り組んでいくのが正しい姿なんじゃないかな。──みんなで作り上げた作品が残る、それは素晴らしく、誇らしい気持ちになりますね。
キャスト以外にも多くのスタッフさん、つまり現場のスタッフさん、制作側のスタッフさん、スケジュールを回していく各事務所のマネージャーさんたちなど、本当に何十人何百人が動いて、やっとの思いで1つのものが作られます。だから僕はそういった多くの労力を無駄にしたくないって思いで、普段から仕事に臨んでいます。