飯島寛騎がクール男子を熱演!「胸キュンと人間の成長を楽しめる作品です」
今の仕事始めたときですかね。19歳の終わり頃、ほぼ20歳の時になります。最初はこの仕事をやるとは思っていなかったのですが、実際始めてみたら「表現って、芸術って面白い」「自分の知らない自分がドンドン出てくる!」と気付かされました。自分を客観視できるようになって、更にその客観視した自分をどう操っていこうかなっていう興味も生まれて……。
──未知のワクワク感。
この人は僕じゃないから、これができるっていうのを体験できるし、それを作品のメッセージとしてお客様に見ていただける。そしてお客様はどう思うんだろうなっていう、演技後のワクワクもある。毎回それが面白いから、この仕事を続けているんでしょうね。
──改めて、刺激的なお仕事ですね。
あとは多くの人にお会いできて、色んなお話が聞けるから、人間として成長できるっていうのも、このお仕事の魅力だと思います。今までのちっぽけな自分は、ちっぽけな世界観しか持っていなかったけど、「日本は狭いようで実はまあまあ広い!」「世界だって大きくないって思っていたけど、かなり広い!」なんて、思えるようになったりね。デビュー当時は学生だったので、学校内・家庭内が中心でしたが、この業界に入ったことが、視野をどんどん広げていく転機となりました。