映画『銀魂 THE FINAL』万事屋キャストが語るそれぞれの思い「この3人だから15年間続けられた」
同じように原作もある時から読まなくなったんですよ。先を知り過ぎてしまうと新鮮な声が出ないかもしれない、とよく分からない不安に取りつかれて。原作があるから原作通りが正解、というのは違うとも思っていますし。
阪口僕も原作はアニメが終わったら読むようにしていますね。やっぱり演じるときに新鮮でありたいし、新八は基本的に巻き込まれるキャラクターなので、用意されたリアクションにしたくないと思っているので。
ーー『銀魂 THE FINAL』では感染対策を取りながら、万事屋3人でアフレコ収録されたとのこと。アフレコ中の印象的なエピソードはありますか?
杉田ハプニングが起きなきゃいけないという使命感……。そんなハプニング起きないから!コメディ作品ほど、現場は誠実に真面目に収録していますよ。
ふざけてしまったら完成しないんですよ。
ただ、今回は(コロナ禍で)収録の方法がだいぶ変わったので、その状況下で上手く合わせることが大事になっていましたね。
阪口そうですね。現場には万事屋の3人しかいなかったし、飛沫防止板がこんなに邪魔だとは思わなかったです。隣のくぎみー(釘宮)の雰囲気が全然感じ取れなくて、合わせづらかったです。