『すくってごらん』尾上松也×百田夏菜子 初共演のふたりが語る、オリジナリティ溢れる世界観
ニコルさんも映像ファーストキスだったらしいんですけどね。
── 改めて初主演&初ヒロインを務めた感想は?
百田脚本だけでは想像しきれないことばかりの作品でした。しかも今回、共演させていただいた方々が、みなさん全然違うジャンルで活躍されている方ばかりだったことも新鮮で、撮影が楽しみでした。それに、自分がヒロインという重要なポジションでやらせていただくなんて想像もしていないことでした。
松也でもいつも“週末ヒロイン”なわけでしょ。
百田確かに週末はヒロインですけど。って、そういうのはいいですから!(笑)とにかく、この世界に飛び込んでみたいと思って挑戦させていただきました。みなさんとの関係性や掛け合いを大切にできたと思います。
松也脚本からは想像ができないからこそ、興味が湧いて、魅力を感じた作品です。「これをどうやるの?」と(笑)。現場では、真壁(幸紀)監督が思い描いているものを形にしようという空気を作って、とにかくみんなで楽しくいられればいいという思いでした。引っ張っていけたかは自分では分かりませんが、そうしたいい空気にはなっていたと思います。
ふたりとも、脚本からはどんな映画になるのか想像ができなかったと振り返る『すくってごらん』。