と言ってくださったので。まず、お互いの名前の呼び方を決めたり、ありがたいことに交流をさせていただいています。
皆さんがリチャードに対して想いを持ってくださっているので、特にお兄さん・お姉さん的なキャラクターであるエドワード、ケイツビー、アン役の、君沢さん、加藤さん、星波さんには役とシンクロしながら、たくさんの事を教わっています。
漫画ともアニメとも違う舞台の魅力新しい楽しみ方も
――漫画もアニメも魅力的な作品ですが、舞台になったからこその魅力というのは、どんな所に感じられていますか?
『薔薇王の葬列』という作品は、リチャードを真ん中にして、リチャードへの想いが取り巻いていくお話です。漫画やアニメだとどうしても、コマやシーンが分かれているので、「リチャードのシーンは、「リチャードに寄る」という演出になると思います。舞台だとリチャードの奥にいる登場人物たちも一緒に観ることが出来るので、そこも大きな魅力だなと思います。例えば、リチャードがセリフを言っているけれど後ろにいるケイツビーの表情も一緒に観ることが出来る……という感じです。そこが強みだなと思うので、ぜひ注目していただきたいです。
――おっしゃる通り、登場人物を一度に自分の目で見ることが出来るのは贅沢ですよね。