THE YELLOW MONKEY、シーズン2始まりの地でエマの誕生日を祝福 30周年ライブ代々木第一体育館公演レポート
開演前のスタッフ前説で、東京ドーム・横浜アリーナ両公演で終演後2週間、ライブ参加者の感染者報告ゼロだったことが発表され、場内一面に拍手が巻き起こる。
開演時刻の19時を過ぎ、待ちきれない観客の手拍子が鳴り渡る中、いよいよ舞台に吉井和哉(Vocal & Guitar / 以下「吉井」)、菊地英昭(Guitar / 以下「エマ」)、廣瀬洋一(Bass / 以下「ヒーセ」)、菊地英二(Drums / 以下「アニー」)、そして再集結後のライブをサポートしてきた鶴谷崇(Keyboard)が登場。割れんばかりの拍手が広大な空間を満たしていく。
吉井和哉(写真:横山マサト)
各公演ごとに異なる選曲で行われている『30th Anniversary LIVE』、この日のステージは2nd アルバム『EXPERIENCE MOVIE(未公開のエクスペリエンス・ムービー)』のナンバー「LOVE IS ZOOPHILIA」からスタート。エマ / ヒーセ / アニーが一丸となって繰り出すグラムロックの熱量を、そのまま7th アルバム『PUNCH DRUNKARD』の「セックスレスデス」へと注ぎ込み、さらに6th アルバム『SICKS』から「TVのシンガー」