さくらしめじ 3rdアルバムのリリースで見えた未来へのゆくえ「誰かの行き先になれるようなアーテイストに」
――深堀もしやすかったりするんですかね。
雅功そうですね、きっと。今でもイメージとか、思い出をたぐり寄せて書けますけど、そのときじゃないと気づけないですね。
彪我僕もさっきの雅功のデモのように見つけたりするんですけど、どれもちょっと恥ずかしくてお聞かせできない。
雅功それはあるね。
彪我思ったより子どもだな、って。
雅功それは思う!当時の自分が思ってたよりも子ども。
彪我そうそう。
でもその子どもだな、と思うのも少し尊く感じるところもあって。それをなんとか今の僕目線で書けたらな、と思う曲もいくつかありますね。
リード曲「エンディング」は「まだまだ育てがいがある」
――「ブルースター」は「高嶺のハナさん2」のエンディングテーマですね。
彪我「ブルースター」はトップレベルで好きなバラードですね。
アルペジオで入ってくる感じが好きなんです。僕たちの一番最初の「いくじなし」(2014年)っていう曲がアルペジオから入るんですけど、それを改めてここに持ってきた感じが僕の中であって。
雅功そんなこと思ってたんだ。
彪我うん。
そこがちょっとエモーショナルな感じがしますね。
――今回のアルバムは原点回帰のようなところもある?
彪我あると思いますね。