2021年7月16日 17:00
浦井健治×海宝直人が語るミュージカル『王家の紋章』の魅力とは?
撮影:渡邊明音
1976年より連載を開始し、累計発行部数4000万部を誇る同名原作漫画をミュージカル化した『王家の紋章』が2021年8月5日(木)より帝国劇場で開幕する。2016年に初演され、17年に再演、今回が3度目の上演となる。初演からメンフィスを演じてきた浦井健治と、初めてメンフィスを演じる海宝直人は意外にも初共演。互いの印象や、役に対する考察などをたっぷり語ってもらった。
Wキャストでできるのが何よりも嬉しい
──初演から出演されている浦井さんと、今回初参加の海宝さん。本作に対する思いをまずは教えてください。
浦井初演、再演とやらせていただいていますが、(原作者の)細川先生、芙〜みん先生が人生を賭けて、今も進行形で取り組んでいらっしゃる少女漫画の金字塔『王家の紋章』をミュージカル化するということへの責任と重圧、そして、それが成功した達成感をみんなで味わってきた月日だったなと思います。
今回は、Wキャストで、海宝くんとやらせていただけることが、何よりも嬉しくて。
メンフィスを演じるということは、「王族」と呼ばれている『王家の紋章』のファンの方々に「メンフィスがいる!」ということを感じていただけないといけないわけです。