2021年7月16日 17:00
浦井健治×海宝直人が語るミュージカル『王家の紋章』の魅力とは?
一方で、演劇として、「メンフィスはこういう人です」というアプローチも絶対あると思う。それを個人的にとても尊敬する、大好きな海宝先生!とふたりで作れるんです(笑)。
再々演という言い方ではなく、ミュージカル『王家の紋章』をこのメンバーで作るということが、僕にとっては幸せなことだなと思います。山口祐一郎さんや、(平方)元基や、役が変わった新妻聖子ちゃんなどもいらっしゃいますが、今回は、また新しくみんなで作っていくという心構えです。
海宝僕は学生時代に、たまたま家にあった漫画『王家の紋章』を読んでいたんです。僕が読んだ数少ない少女漫画の一つで、まさか自分が舞台でやるとは、微塵も思っていなかったですが(笑)。
それぞれのキャラクターたちに、現代人にないダイナミクスを感じます。特にエジプトチームは、生きる・死ぬという宗教的な考え方も含め、我々現代人には考えられない価値観の中で生きている。
なかなか経験することができない感覚を、俳優として味わえることがとても楽しみです。
浦井さんと今回初めてご一緒させていただくので、それも本当に楽しみですね。この作品は、今まで僕が演じたことないタイプのキャラクターで、演出の荻田(浩一)