2022年4月19日 07:00
細田佳央太が大切にしているもの「家族は命を懸けても守りたい存在です」
――ドラマのキャッチコピーは「この家の主は、猫」ですが、現場では「この撮影の主は、猫」だったんですね(笑)。
間違いなくそうです(笑)。衣装合わせのときに監督から猫中心の撮影になると思うからと聞いていましたが、まさにその通りでしたね。
――猫とは仲良くなれましたか。
僕の場合、チャー(登場する猫の名前)と関わることが多くて、途中までは仲良かったんですよ。劇中で歯磨きをするシーンもあって、それって本当は結構大変なはずなんですが、すごくスムーズに撮影ができて。すっかり仲良しのつもりでいたところを、終盤になっていきなり「シャー!」と言われることが増えました(笑)。
――なぜなんでしょうね(笑)。
現場でいちばん猫の心を掴んでいたのは誰ですか。
(主人公・二星優斗役の)古川(雄輝)さんです。古川さんは家で猫を飼われているのもあって、扱いに慣れてるんですよ。だから、距離のとり方が絶妙なんです。休憩中とか、僕らはつい猫のところに遊びに行くんですけど、そういうときに古川さんはあえて行かない。逆に、猫が遊びに来たら構ってあげるという感じで、ちゃんと猫の気分に合わせて接しているんです。古川さんからは抱っこの仕方とか、いろいろ教えてもらいました。