三谷幸喜×西島秀俊が語る“男の小ささ”「天ぷらそばで勝ち誇った自分が小さいなと思いました」
それを見て、ちっちゃいなと思うけれど、結局自分たちがやっていることも大して変わらないことに気づくというか。程度の差はあれ、子供と同じようなことをやっているんだなと身につまされます。
三谷知り合いの小学生の男の子に好きな女の子がいて。でも恥ずかしくて、本人に直接好きだとは言えないそうなんです。で、どうしたかと言うと、いろんな策を弄した結果、まず友達に好意を伝えて、それが友達からめぐりめぐって本人の耳に入るように仕組んだらしくて。それを聞いて、小学生から男の小ささは変わらないんだと思いましたね。
西島さん、人からもらったラブレターってどうしてるんですか
――それこそ草野が、離婚した後もスオミの写真を保存してるところとか、ああいう未練がましさはわかるところがあります。
三谷西島さん、人からもらったラブレターってどうしてるんですか。
西島なんでそんなことを僕に聞くんですか(笑)。
三谷困りますよね。実際、今も持ってる持ってないは置いておいて。
西島そうですよね。みなさんどうしてるか聞いてみたいものです。
三谷やっぱり自分の忘れられない過去であり、書いた人の想いのこもったものだから捨てるのも申し訳ない。