まるりとりゅうが、初フルアルバムで掴んだ“らしさ”「これが自分たちの音楽」
とみなさんが感じるようなものになったと思います。
MaRuRiそうだね。
Ryuga女性の声の方が高いので、自然とそういう構成になるところから始まったんですけど、いろんなやり方を試してきたことを経て、このフルアルバムのタイミングで「やっぱりこの形がしっくりくるね」って感じました。あと、歌詞でいろんな1人称を使えるのもまるりとりゅうがの強みなんですよね。
MaRuRi「私」でもいいし、「僕」でもいいですからね。
Ryuga男性目線も女性目線もできるし、両方が共存しているような掛け合いソングもできるというのは、まるりとりゅうがっぽいし、男女ユニットならではなのかなと思います。
Ryuga(まるりとりゅうが)
――2人の声で1人の主人公の気持ちをじっくり表現するスタイルも、まるりとりゅうがの魅力として一層磨かれていると、今回の作品を聴いて感じました。
Ryugaありがとうございます。
こういうスタイルのアーティストさんはそんなに多くないと思うので。意識して意図的にやっているわけではないんですけど、同じ主人公の気持ちを2人の掛け合いによって違和感なく表現できているのは、たしかに絶妙なところなのかもしれないです。